2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

西遊記 第4巻砂漠の国の感想

涙は人の優しさの川 汗は人の強さの川 あいつは俺のなまか*1だ!! また臭い台詞を聞いてしまった。 鈴の音とともに孫悟空(香取慎吾)のいう「天国に行きたいか地獄へ行きたいか」の前の台詞、坂本裕二さんの脚本らしく私は好きである。 そもそもなぜ月9に…

会社勤めするということ

先週から大学の友人が新しい職場で働いている。 彼は朴訥とした好青年だが、人付き合いは苦手な方だ。 私は彼が具体的に何の仕事をしているかはわからないが、まだ会社に馴染めず、悩んでいる姿は容易に想像がつく。 彼は自由を束縛されるのが嫌いなタイプだ…

ねずみのでんしゃ

友人の勧めで山下明生さんのねずみのでんしゃを読んだ。 14匹のねずみの物語。 学校に行きたがらないねずみたちをお母さんが電車ごっこで連れて行く。 子供を学校に通わせるのに子供の好きな電車で連れて行く発想も素敵だが、なんといっても毛糸で線路を作…

さくらさくの俳句29

その家政 森永製菓 野鳥なり

知られざる全国第1位を持つ 佐賀県

はなわの曲「佐賀県」でその名を全国区にした佐賀県。 だが、よく聞くとあの曲は佐賀を決して褒めていない。 私はまだ佐賀には行ったことがないので、佐賀について調べてみた。 佐賀といえば、吉野ガ里遺跡、有明海とムツゴロウ、葉隠れの里、佐賀錦、佐賀牛…

サザエさん症候群

友からメールがきた。 彼は自分をサザエさん症候群だという。 体が大きく体格のいい彼はサザエさんというよりケンシロウといった感じだが、職場では悩み事が多いという。 サザエさん症候群とは日曜日の夕方のテレビアニメ「サザエさん」を見ているうちに、「…

下流社会とフィリップ・マーロウの言葉

文を書くときなるべくドラマチックな出来事より平凡な人生に注目し、平凡さの中に人生を知らしめるようにしている。 アメリカのハードボイルド作家レイモンド・チャンドラーの言葉である。彼はハードボイルド小説といいながらとても綺麗な文章を書く。彼はそ…

今日も雨じゃない 長崎県

アアアア、長崎は今日も雨だった♪ 父が前川清(内山田洋とクールファイブ)が好きだったので、私にとって長崎は雨の街という印象があったが、実際はさわやかに澄み渡る空の町であった。 鎖国の江戸時代、唯一の貿易港だったため異国情緒溢れる街である。 長…

齋藤孝の音読破坊ちゃん

声に出して読みたい日本語の齋藤孝さんが夏目漱石の名作「坊ちゃん」を声に出して読めるようまとめたのがこの本である。 齋藤孝さんらしいわかりやすい編集で、文字は大きく、行間も適当で、難しい漢字にはすべてるびがふってあってとても読みやすい本である…

柳生会長と野鳥の会

澄み渡った空、春のような気持ちよい陽気。 今日は辰巳池水禽公園で野鳥の会に参加した。 丁度今週は第3回信州バードフェスタが東急ライフで開催されており、日本野鳥の会会長で俳優である柳生博さんが一緒に参加された。

俳句と発明の国 愛媛県

親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている。(中略) 挨拶をしたうちに教頭のなにがしと云うのが居た。 聞けばこの男、年中赤いシャツを着ているという。妙な病気があった者だ。 英語の教師に古賀という大変顔色の悪い男が居た。 百姓出はあんな顔色に…

さくらのさくひ

童謡詩人矢崎節夫が描く、豊かな自然の情景が浮かぶ名作である。 価格も400円と絵本としては安い。 老木となった桜の木と、もぐらの友情をほのぼのと描き、少しだけ切なくそして愛しい作品である。 早く桜の花が見たくなる、春が待ち遠しい、そんな思いを…

心の琴線にふれるとき

たったひとつの言葉や行動が、琴線にふれ、人生を動かすことがある。 昨日、妻と会社の同期のT君とK君と4人で久しぶりに飲んだ。 大学時代の友人から不思議がられるが、私の会社は同期が仲がよい。 勿論、全ての人が仲がいいわけではないが、一般に会社の…

いっごそうとはちきんの国 高知県 

咲いた桜になぜ駒つなぐ 駒が勇めば花が散る 何をくよくよ川端柳 水の流れを見て暮らす 司馬遼太郎 「竜馬がいく」より 33歳という若さでこの世を去った幕末の志士、坂本龍馬。 幕末の混沌の時代を疾風のように駆け巡り、理想に生きて純粋のまま死んだ男。…

百夜行 18歳の亮司と雪穂(第3話の感想)

「ありがとう、亮、最高の卒業祝いだよ。」 俺たちは18歳だった。 僕は♪今どこにいるのだろう♪。 柴咲コウさんの切ない歌声とともにエンドロールが流れた。 昨夜、秦建日子さん原作、山田孝之君と綾瀬はるかさん主演の百夜行を見た。 まず率直な感想はやっ…

きょうの猫村さんの感想

求人広告 家政婦募集 猫がきた。 なぜ猫? 「あんた この字が読めないの。家はね人を募集してるの、猫は募集してないの」 掃除や皿洗いをする猫。 「この猫使える」 その脱力しきった絵の中に、なぜか笑いと癒しがある。 猫がエプロン姿で家事をしている。し…

二十四の瞳のふるさと 香川県の場合

「先生の顔みにきたん。遠かったあ」。 大石先生の前で、遠路はるばる歩いてやってきた二十四の瞳が泣いている。 笑っている先生の頬を、とめどなく涙が伝わっていた。 私は3年程前社員旅行に小豆島まで行ってきた。 瀬戸内海に囲まれた小豆島には今なお昭和…

生協の白石さんに会ってきました

昨日、病院の帰りに平安堂のイベントで生協の白石さんに会った。 生協の白石さんとは東京農工大学生協職員の方で生協への要望を書く「ひとことカード」に対する回答がユーモア溢れる内容であったため、ネット上で話題となり、講談社がそれを書籍化し、現在8…

神様の歩いた道

地元のテレビで諏訪湖の御神渡りを見た。 (写真は新潟にいったときの瓢湖) 氷が生き物のように動き、せりあがっていく。 自然が作り出した不思議な現象に、思わずみほようこさんの童話を思い浮かべる。御神渡りも風の神様の贈り物なのだろうか。

さくらさくの俳句25〜28

脚本に 助けるための リサイタル 月曜の 連覇されたる 白虎隊 感想に 睨んでいたが 愛想だね 自らは わかっていても 企業なり

もうひとりの山田孝之

唐突だが、私はあだち充が好きである。 タッチ、みゆき、ナイン、陽当たり良好、虹色とおがらし、ラフ、KATSU、古くはハートのAや初恋甲子園なんて作品も持っている。 その中で私のベスト3に入る作品がこのH2である。 この作品を堤幸彦さん演出のもと、…

アンフェア 第3話の感想

か弱きものが殺される。 次の殺人は3日後 入札価格は1億円 (途中からなぜか2億5千万にあがっていた なんで(・・;)) 昨夜、秦建日子さん原作、篠原涼子さんのアンフェアを見た。 秦建日子さんの推理小説だけあった、展開が読みにくい。 一体犯人は誰なの…

真珠まりこのもったいないばあさん

朝日小学生新聞に連載され、好評となり絵本化した真珠まりこさんの作品である。 タイトルとこの独特のキャラクターに惹かれて読んでみた。テーマはもったいないだが、著者がいうとおり、確かにもったいないをうまく外国語に翻訳できない。 節約やものを大事…

阿波踊りの国 徳島県の場合

前がやうぉて(柔らかくて)裏がつめたい。 京都の他にももうひとつ2面性を持つ県があるという。 「踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損々」 阿波踊りの国、徳島県である。 「阿波踊りは踊らないと楽しくありませんから」といわれ、ホテルのロビーで…

さくらさくの俳句23・24

あのレディ 買収するなら 映画かも このドアで 演技するのは 閣下かも

真説県民大図鑑の感想

外国人の目から見た47都道府県の県民性をわかりやすくそして面白く解説している。 「オコシヤスと気さくに声をかけるが実は裏があるゲイシャガール京都」 「我々のようなストレンジャーやエイリアンには非常に厳しいチェックを入れる島根」 「いまだサムラ…

この前の戦争は応仁の乱 京都府

この前の戦争といえば戊辰戦争である。 そう答えるもうひとつの県(府)がある。祇園の街、一見さんお断りの街京都だ。 京都にとってこの前の戦争は鳥羽伏見の戦いを指し、先の大戦といえば、太平洋戦争ではなく「応仁の乱」のことだというから驚きである。 …

西遊記 第3巻夢の国の感想

チャラン、チャラン、 鈴の音とともに孫悟空(香取慎吾)のこの言葉が鳴り響く。 「天国へ行きてえか。それとも地獄へ行きてえか」 既にドラマ西遊記は水戸黄門のようだ。 この鈴の音を聞かないと月曜の夜は寝心地が悪い。

速報 ホリエモン逮捕

太極拳教室から帰ってきて、タッキー&翼のカマキリの絵に大笑いし、ダウンタウンの浜ちゃんのライオンの絵で止めを刺されていたら、ライブドア堀江貴文社長逮捕の速報が流れてきた。 企業買収を繰り返し急成長したIT企業のトップがついに逮捕された。 宮内…

恋人はスナイパー劇場版の感想

昨日、地元の民放で内村光良の恋人はスナイパー劇場版を見た。 お笑いでない、かっこいいウッチャンがそこにいた。