ねずみのでんしゃ

友人の勧めで山下明生さんのねずみのでんしゃを読んだ。
14匹のねずみの物語。
学校に行きたがらないねずみたちをお母さんが電車ごっこで連れて行く。
子供を学校に通わせるのに子供の好きな電車で連れて行く発想も素敵だが、なんといっても毛糸で線路を作る発想が素敵である。
ねずみの学校だからちゅう学校っていうのも良い。
私の好きな岩村和朗さんの絵はほのぼのとして安心感を与えてくれる。
ちょっとした工夫で嫌なことも楽しめるようになる。
そんなヒントが隠された上等な絵本である。