サザエさん症候群

友からメールがきた。
彼は自分をサザエさん症候群だという。
体が大きく体格のいい彼はサザエさんというよりケンシロウといった感じだが、職場では悩み事が多いという。
サザエさん症候群とは日曜日の夕方のテレビアニメ「サザエさん」を見ているうちに、「あーこれで休みも終わりか」と、憂鬱でたまらなくなってしまう現象をいう。
かくいう私も月曜は憂鬱である。
私に限らず、サラリーマンの大部分は月曜が憂鬱なのではないかと私は思っている。
しかし、中には「今日から仕事!がんばるぞ」と思う人もいるはずだ。
私も20代の独身の頃そう思っていた時があった。
週末、寮で、一人で過ごすより、会社に行って同僚とたまにしょうもない話をしながら仕事をした方が楽しかった時期がある。
あの頃はバブルがまだはじけず、会社の中にもゆとりがあった。
時代はかわりサラリーマンには厳しい時代が続いている。
業績とともに年々収入は落ちていくし、そのくせ特別減税や配偶者控除は廃止され、税負担だけは増えていく。
でも仕事があるだけ幸せだ。