きょうの猫村さんの感想

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猫がきた。
なぜ猫?
「あんた この字が読めないの。家はね人を募集してるの、猫は募集してないの」
掃除や皿洗いをする猫。
「この猫使える」
その脱力しきった絵の中に、なぜか笑いと癒しがある。
猫がエプロン姿で家事をしている。しかも、そのエプロンにはnekoと刺しゅうしてある。そんな笑いの中にも猫村さんと犬神家の人々の会話の中にふと考えさせられる話題がある。
生協の白石さんに続く癒しの本として注目を浴びているのが、このきょうの猫村さんである。
どーでもいいやと読んでいるうちにとその世界に引き込まれてしまう。
この本にはそんな不思議な魅力がある。