自然

小寒と旅たち

月花の愚に針たてん寒の入り 松尾芭蕉 どうやら、キリ番が過ぎたようなので記事を立ち上げた。 今日は小寒。寒の入りである。大寒を経て節分までの間を寒の内と呼び、一年でもっとも寒い時期になる。信州はみずれが降っている。 この3連休は大荒れ、風と雪…

光のシャワー

昨日の天気は不思議だった。 朝起きると一面銀世界。出社するときは吹雪いていたのに、1時間もたたないうちに、日が昇り、太陽が光り輝いていた。 不思議なことにお日様を見ると元気になる。 燦燦と降り注ぐ光のシャワーに、一面の銀世界はキラキラと輝いて…

雪と仕事納め

雨は夜更け過ぎに、雪へとかわるだろう♪ 昨日、夕方から雪が舞っていた。 今は不思議なくらいし〜んと静まり返っている。天気予報では25cmほど雪が降り積もるという。 空には星が光輝いていたが、朝起きたら一面銀世界だった。 一歩前へ♪〜元気をありが…

冬至

今日は1日で一番日の出が遅い日、冬至である。 夜がもっとも長い日でもある(笑) 冬至は湯治とかけて、お風呂にゆず湯を浮かべることはご存知の通り。青果担当をやっていた頃は市場にたくさんのゆずを買い付けにいったものだ。 ゆず湯は、風邪を防ぎ、皮膚…

白雪姫と言葉のエネルギー

「鏡よ、鏡、世界で一番美しいのはだれ?」 雪の結晶は六花状をしている。 その神秘的な形はまるで雪んこの妖精のようだ。 朝目覚めるとその雪んこたちが、ゆっくりと静かに舞い降りていた。 雪ん子たちが信州の大空に楽しげに踊っていた。ようやく冬らしく…

最後の紅葉

穏やかな晴れた日、私はとある公園にいた。 竜が横たわっている姿のようといわれる臥竜山の麓の公園。 竜が池に水面に映し出された須坂、最後の紅葉がゆらゆらと赤く燃えていた。 遥か北の空には、どんよりとした灰黒い冬雲が広がり、明日の雪を予感させる。…

冠雪の黒姫山と彼

冠雪した雄大な黒姫山を望みながら、白い小さな玉を打つ。 真っ青に埋まった空をめがけて♪ 昨日は会社の仲間とゴルフに行った。 仲間といっても同僚ではない。一人は以前紹介した本社から来ている東大出のM君、もう一人は私にシステムのイロハを教えてくれ…

冬の到来と銀杏

帰ってきたら信州は寒かった。 たった2日いなかっただけなのに、街道の並木通りのイチョウは葉をすべてもぎとられ、灰色かかった黒茶色の大木だけが残っている。 イチョウはそうやって何千年のときを過ごしてきたのだろう。 明治神宮外苑の銀杏並木にはとて…

アルプスが綺麗だ

突き刺さるような寒さだ。 今朝は氷点下。近くの畑に初霜が降りた。 見上げると、雲ひとつない快晴。 空のキャンパスはどこまでも青く続いていた。 近くの山はうっすらと雪化粧し、犀川から見える北アルプスは純白の世界が広がっていた。 ヨ〜レヒホ〜♪ 応援…

立冬に意外な突風。

昨日はすごい風だった。 長野市は風速27.8mで観測史上最高だったという。 長野に限らず全国各地で突風が吹き荒れ、北海道佐呂間町では竜巻とみられる突風で9人が死亡、21人が重軽傷を追ったという。 暦の上では冬だが、秋に積乱雲が出て、こんな突風…

深まる秋

いきなり、寒くなった。 信州は木枯らしが吹いた。 信州の秋は短い。今週末の三連休が最後の紅葉の見頃ではないだろうか。 まだ横谷渓谷も鬼無里の紅葉も見ないうちに信州の秋が終わってしまう(汗) 色づいた椛の葉が舞い落ちる姿を思い浮かべたら、京都に…

晴れ空と冬支度

信州はこの2日間、雲一つない晴れ。 どこまでも突き抜ける青い空が広がっていた。心の中もこれぐらい晴れやかだと幸せだ。 秋の暖かな優しい陽射しを受け、草木たちもハロウィンを楽しんでいるようだった。 しかし間違いなく、冬の足音は近づいている。 一歩…

バラ講座第2話 星の王子とバラの歴史

星の王子様の1日の始まりは、雑草取り、火山の掃除して、大切な友達のバラの花を風から守ってあげる。 サン・テグジュペリの小説「星の王子様」はこんな話からはじまる。 バラの魅力はその強さと美しさにある。 見かけによらず強い花で、環境が悪くても、少…

バラ講座第1話 to トシちゃん、晃弘さん

マドンナ、カクテル、バレリーナ、アイスバーグ、ローズマリー、ラフランス、サマースノー・・・・ そういわれてあなたは何の名前かわかるだろうか すべてバラの名前である。 ブルーアトラスさんやid:coconuts_chanさんのブログを見ているうちに私もバラが好…

柿食えば、、、

昨日、信州は爽やかな青空が広がっていた。 そんな中外出途中で柿を見た。 赤く熟れた姿は美味しそうだ。 実は私は子供の頃、悪さして友人と柿を盗んで食べたら、渋柿だった以来、柿はあまり得意ではない。 特に甘いのか、渋いのかわかりにくいのが苦手だ。 …

信州の紅葉 寒暖の差がもたらす自然の贈り物

昨日、霜降と紹介したが、我家の周りにはまだ霜が降らない。 風呂上りにTシャツで扇風機を回して筋トレとストレッチをしている私も異常だが、今年の秋は寒さが遅い気がする。まだコタツを出していない家も多いのではなかろうか。(写真は高山渓谷の紅葉) …

神社からの秋晴れ

よく晴れた週末だった。 私は忙しくなった後は、あえて近くの神社にお参りに行く。 こんなことを言うと神様から怒られそうだが、両脇に祭られている狛犬(こまいぬ)の間抜け顔を見るとなぜか心が和む。 洗心と書かれた水鉢に触れると、心身が洗われ、清めら…

秋の味覚の贈り物

もう大分前になるのだが、実家から松茸のおっそわけを貰った。 なんとりっぱな平城京(汗)、もとい、なんと立派な松茸だろうか。 生まれて初めて見る大きさに驚いた。この半分を分けてもらい、彼の一部はつい最近まで冷蔵庫に眠っていた。 一歩前へ♪〜応援…

いつもの風景

今週末、信州はよく晴れ、久しぶりに爽やかな週末を過ごすことが出来た。 この数週間、いろんなことが起きたが、天気がいいだけで気分が良くなるなんて私は単純だ。 写真はジムに行く途中見る、『いつもの風景』。 このいつもの風景が私は好きだ。 一歩前へ♪…

ランタナ

いい天気だった。 昨日外に出ていい気分になったので喜んでまた出掛けてみた。 街道の鉢植えにランタナが咲いていた。和名を七変化と呼ばれる花である。 花が、橙色から、次第に朱色、赤色や紫紅色に変化するのでこう呼ばれるそうだ。 (写真はランタナの鉢…

キンモクセイ

id:yatsugatakeさんのコメントに誘われ、久しぶりに昼休みに外に出た。 どこへ行くあてもなく、ブラブラと歩いていたら突然、強い香りに包まれた。なんだろうと、その香りの方向に近づくと金木犀が咲いていた。 常緑の樹に小さなオレンジ色の花びらが鈴のよ…

中秋の名月

今日は中秋の名月 お供え物して月見を楽しむはずが・・・・ 雨で何も見えない。 しかもかなり降っていた。 その合間を縫ってちょっとだけぼんやり見えた。でも、名月には程遠かった(汗)

神への感謝

神社の隣に滝が流れている。 木漏れ日の中、綺麗な滝だ。 水がとても冷たい。 一昨日、そば祭りに言った折、戸隠の神社(中社)でお参りをした。 そこでポケットにある、ありったけの小銭を賽銭箱に入れた。 50円しかなかった(汗) でも、願いが通るとい…

信州の秋と秋分の日

暑さ寒さも彼岸まで 昔の人はよくそういったものだが、東京や大阪ではまだ暑さが残っているのだろうか。 信州は爽やかな秋風と共に夏の終わりを告げるうろこ雲の秋空が広がっている。山々はもう紅葉がはじまった。(写真は松代の御休処) 秋分の日、秋彼岸と…

宮沢賢治さんの命日

爽やかな空。 はるかかなた北アルプスの向こうに雲が見える。 昨日は秋晴れという言葉が似合う天気だった。 昼休みに外に出たが気持ちいい。こういう空を見ているとなぜか元気が出る。 (写真は先日旧松代藩文武学校から見た空) 今日のさくちゃんは何位だ♪…

湯の丸高原から見た夕日

台風13号が日本海を通過していた一昨日、信州も一瞬晴れ間がのぞいた。 赤い夕焼けがとても綺麗だった。 お蔭様で昨日の父の手術はうまくいった。 心配してくださった方、コメントくださった方ありがとう。 ところで、皆さんは夕焼けがなぜ赤いのかご存知だ…

秋雨

しとしとと雨が降っている。 旅から戻ったら、信州はすっかり秋になっていた。 本来、秋雨は9月中旬から下旬にかけて降る雨だが、今年はいつもより季節が変わるのが早い。 空から舞い落ちる赤いモミジの葉を見ると、夏という季節があったことすら忘れそうだ…

阿蘇

九州の真ん中、熊本にいる。 熊本を象徴する山、阿蘇山。 阿蘇山は 根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳の5つの山の総称という。約30万年前に始まった火山活動、その繰り返しで世界有数のカルデラが生まれた。 こうした雄大な自然を見ていると、自分も大き…

青の洞門

九州は豪雨である。 私は何か悪いことをしただろうか? ここは青の洞門 別に滝が流れているわけではない(汗) 山の難所で遭難者が絶えなかったこの地に、江戸時代、僧禅海さんがノミと槌だけで岩壁を掘り、30年の歳月をかけて144mを貫通させたという。 菊池…

花はただ咲く

松下幸之助さんは「自然の情景にこそ、学ぶべき本来の人間のあるべき姿がある」といった。 春になれば花が咲き、秋になれば葉は枯れる。 草も木も野菜も果物も、芽を出すときには芽を出し、実のなるときには実をむすび、枯れるべきときには枯れてゆく。それ…