信州の紅葉 寒暖の差がもたらす自然の贈り物

昨日、霜降と紹介したが、我家の周りにはまだ霜が降らない。
風呂上りにＴシャツで扇風機を回して筋トレとストレッチをしている私も異常だが、今年の秋は寒さが遅い気がする。まだコタツを出していない家も多いのではなかろうか。（写真は高山渓谷の紅葉）
そんな中、山々はすっかり色づいてきた。
信州は寒暖の差が激しく、高低さがあるため、美しい紅葉が長く楽しめる。
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唐松林など黄金色に一斉に色つく紅葉も綺麗だが、赤・黄色など様々な色が緑と混ざる名もない雑木林の紅葉はことさらに美しい。
晴れた日はその色が一層映えてみえ、まるで古代ギリシャの神々が降りてくるように光輝く。
昨日夕香さんのコメントにも書いたが、私が好きな信州の紅葉は、近くでは
高山渓谷七味温泉の露天風呂（岩風呂）から見る渓谷の紅葉、天の岩戸伝説で有名な戸隠連峰の色鮮やかな紅葉を水鏡に映し出す鏡池、鬼女伝説（もみじ伝説）で有名な鬼無里の奥裾花公園、上高地のシンボル河童橋からみる穂高連峰の勇壮な風景。などなどあげていけば切りがない。

少し毛色は違うが、北八ヶ岳東山麓の八千穂高原、メルヘン街道（国道２９９号線）沿い八ヶ嶺橋を渡ったところから見る白樺林の紅葉も印象的だ。
東洋一といわれる密生した白樺林が一斉に黄金色にかわる。その中を点在するドウダンツツジが赤くなり、白樺の幹の白と見事なコントラストを描き、まるで名画をみているようだ。
ちょっと熱く語りすぎた気もするが（汗）あるがままの自然は何よりも美しいと私は思う。だから、四季のある国、日本に生まれたことを幸せに思っている。
今週末、あなたも自然の贈り物を受け取りに、外に出掛けてみませんか(笑)