おかしな県民性
皿うどんに、長崎ちゃんぽん、カステラ、トルコライス。 長崎県の料理にはポルトガル、オランダ、中国などの異国情緒が漂う。南蛮文化の影響か味付けがちょっと甘いのが長崎料理の特徴だ。 そこで今日は、その長崎名物上方落語「ちりとてん」をお送りしたい…
前回、地元の方言や訛りについて皆さんからたくさんのコメントを頂いた。 やはりその方言や訛りはそこに住んでいる人にしかわからない部分があり、一口にまとめることは難しいことを痛感させられた。 ところで、皆さんは幼児語ってご存知だろうか。 車のこと…
id:yatsugatakeさまの佐久の季節便りに綺麗な蛍袋が掲載されていた。 キキョウ科の一年草「蛍袋」 花の中に蛍を閉じ込めると、その明かりが外へ透けて見えることからそう名付けられたそうだ。 私は今、県民性を書くにあたり、参考書のひとつとして真田信治さ…
あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ 船場山には 狸がおってさ それを漁師が テッポで撃ってさ 煮てさ 食ってさ うまさがさっさ(写真は天草五橋の風景)あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ 船場川には …
細川の殿様が出てくる古典落語「竹仙人」の続きから。ある宿屋に一風かわった異しゅうもんが滞在している。(写真はデジタル楽しみ村提供阿蘇由布岳) 「ちーっと、あんた。二階のあの客、今日でもう十日になるばい。宿賃貰わんと」 「そんなこついっとっと…
「コラ、ドギャンスット?」 「ソギャンコツモ ワカラントナ」 「コギャンシテ、アギャンシナッセ。ワカッタナ」 「・・・?!? イッチョン ワカランバイ」 「ソギャンセンデ、ギャンスット ヨカツタイ」 「コギャンネ」 「ソウ、ソウ、ソウソギャンタイ、…
日向七浦七峠 二日二夜の旅枕 鵜戸の岩屋の神さんへ 若い天婦が(よ)アリヤサ神詣で 日向七浦七峠 山は照る照る日のさかり 少し休もか木のかげに 姿すんなり(よ)アリヤサ 飫肥の杉宮崎県の民謡「しゃんしゃん馬の唄」参考九州の歌 のどかでゆったりとした…
笑点に出演しているかも。とも(汗)
では昨日に続き落語の続きから。 人が亡くなった後のお葬式にはいろんな人間模様が垣間見えるもの。 庄屋さんのお葬式に参列した又吉さんは大の嫁さん想い。でも彼には悪い病気があるという。果たしてその病気とは。「あん又吉さん、あんひたわりびょきがあ…
元気じゃろか。 お国言葉とはまこつ不思議なもので、自然とその人柄を教えてくれちょる。うれしこつも悲しこつも方言で書かれちょると、標準語より心が伝わってきちょる。 宮崎弁には不思議な魅力がある。実にまったりとくる、のんびりした響きのするイント…
伊藤英明君と加藤あいさんの映画「LIMIT OF LOVE海猿」で雄大な桜島を背景に、大型フェリーが座礁し、沈んでいく。本庁のお偉い人たちは撤収を指示したが、仲間を助けるために一斉に飛び出す海上保安庁の海猿たち。 とても感動的なシーンだった。 このように…
「ゆくさ、おさいじゃした。」(ようこそ、おいでくださいました) 前回は竹の子と鹿児島県のつながりを説明した。今日はその竹の子が出てくる「二十四孝」という落語を鹿児島弁バージョンで紹介したい。(写真は転用フリーデジタル楽しみ村提供 鹿児島県開聞…
「これ、持ってきんしゃい!朝採れたばかりじゃっど! 」 鹿児島県といえば森伊蔵や魔王、伊佐美などの幻の焼酎やさつまいもや薩摩揚げ、桜島大根、黒豚などの食べ物を思い浮かべる人が多いと思う。それは間違いではない。しかし、他にも知られざる有名な食…
なんくるないさー(どうってことないさ) てえげえやさ(それくらいでいいよ) 冒頭の2つの言葉(ウチナーグチ)に沖縄の県民性が収斂されている気がする。沖縄アウターズスクール出身者の活躍や島唄のヒットなどにより、沖縄県は最近、脚光を浴びてきては…
県民性を落語やとんち話など面白い話から探ろうとする新企画「おかしな県民性」 昨日は沖縄の言葉ウチナーグチの紹介をちょっとだけした。 ウチナーグチとは沖縄の言葉、方言のことで、沖縄語辞典によれば日本語は本来、本土と琉球のふたつの言葉に分かられ…
チューウガナビラ(こんにちは) 今日から「愛すべき県民性」にかわる新シリーズ「おかしな県民性」をはじめたい。 「おかしな県民性」とは、落語やとんち話などのユニークな話から、その県民性を紹介していこうという新企画である。(写真はゆんさん提供Pho…