まんまんさん、あんって何♪

前回、地元の方言や訛りについて皆さんからたくさんのコメントを頂いた。
やはりその方言や訛りはそこに住んでいる人にしかわからない部分があり、一口にまとめることは難しいことを痛感させられた。
ところで、皆さんは幼児語ってご存知だろうか。
車のことを「ブーブー」とか猫のことを「にゃんにゃん」というあれである。不思議なことに小さな子供と話していると自然、会話が幼児語になってしまう。
友人の子供と話すときも自然と「ともくん、げんきでちゅか」
幼児語になっている自分に気付く。
前回、紹介した真田信治さんの「方言の日本地図」によれば、その幼児語にも地域性があるというから面白い。
たとえば、仏様は意味する幼児語は西日本では「まんまんさま」と言うらしい。
今日のさくちゃんは何位だ〜人気blogランキング
広島では「ナンナンサマ」、瀬戸内のある地方では「チンチンサマ」とも言うらしい。
南無阿弥陀仏や鳴らす鐘の音から来たのだろうか。
「やっちょんな宮崎人」によれば宮崎では「マンマンチャン」「ニョンニョンサン」ともいい、仏様を拝むことを「まんまんちゃん、はい」というらしい。
他にも出雲では「のんのしゃん」、群馬では「ののさま」、新潟では「のんのんさま」とそのバリエーションは豊富だ。たぶん、同じ県でも地方によって言い方は異なるのではなかろうか。
北海道ではオニ歌の「どれにしようかな、神様の言う通り」を「ののさまの言うとおり」というというらしい。一概に幼児語といってもたくさんあって興味深い。
では信州では何と言うのだろうか??私は子供がいないのでわからない。
また、皆さんから地域によって興味深い幼児語があったら教えてほしい。
(参考)どれにしようかなhttp://www001.upp.so-net.ne.jp/asobinohiroba/page221.html