想い

sakurasaku20052006-07-01

私はその昔、作家になりたかった。(写真は壁紙.COM提供 私の好きな作家とサッカー(汗)
いきなり仮面の告白からはじめてしまったが、その昔、学生時代にこっそりオール読売新人賞やすばる新人賞に原稿を送ったことがある。結果は当然、すべて落選。私の儚い夢は終わった。
なぜ、突然こんなことを書き出したかというと、大前研一さん『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』を読んで、自分の夢とか想いは「出来ない」のではなく「諦めてやらない」だけなのだと思いしらされたからである。
その本によれば、21世紀は、益々格差社会が進み、中低所得層と高所得層という二つのピークがある「M型社会」が到来するのだそうだ。私は間違いなく中低所得層に入りそうで困る。
そんな中、まともな給料をもらい続けるには?
 1.よその国、とくに途上国にできることは避ける。
 2.コンピュータやロボットにできることは避ける。
 3.反復性のあることは避ける。
ことが大切なのだそうだ。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

今日のさくちゃんは何位だ〜人気blogランキング
何を言っているのかよくわからなかったが、よく読むと、人と違った感性を身につけることか大事ということをいいたいらしい。
突拍子もない発想できることが、新しい発想につながっていくと言っている。
論理、計算が得意の人(左脳型人間)はイメージを司る右脳を鍛えた方がよいと、それが出来なければその分野に優れている人(右脳型人間)と付き合った方が良く、要は感性と理性のバランスが大切だといっている。
自分は左脳型人間だと思っていたので、なるほどと思って読んでいたが、よく考えると最近そうでもないことに気付いた。
何かを見たり、聞いたりすると、物語までは浮かばないが、自分の中で何かイメージみたいなものが浮かぶ(駄洒落だろうと突っ込まれそうだが(汗))
浮かんでも、すぐに消えてしまうので、その場で文章にしないと後に残らないのだが。これは新しい発見である。
これはおさかなが飛んだ日の秋月夕香さんのおかげだと思っている。
彼女の書く童話はいつも突拍子もなく、私に新鮮な驚きと「次は何が出てくるのだろう」という期待感を抱かしてくれる。
私は彼女から物語を書きたいなら、イメージが浮かんだときに必ず紙にメモしなさいとも教わった。イメージを常に鍛えることが物語を作っていくのだと。
彼女のに限らず、ブログは自分の脳につねに新しい刺激を与え続けてくれる。
妻は匿名で言葉だけのやりとりのブログの危険性を心配しているようだが、ブログは今や私の生活の一部となってしまった。そのブログには夢がたくさんつまっていると思う。
夢を実現させるために一番大事なのは「諦めない」気持ちということも教えてくれた。
才能は地道な努力によって作られていく。あの天才打者イチローでさえ、
「僕は天才じゃない。自分がいま、できること、小さなことをひとつひとつ積み重ねているだけ。」
といっている。何事もひとつひとつの積み重ねだ。まずは出来ることからやってみよう。答えはそこにある。
やれなかった
やらなかった
どっちかな
相田みつを