夏至にちなんだ小噺ひとつ

<先日、ノアノアのmyoな日記のノアノアさんから、「落語家がお似合いです」というとても温かい?コメントを頂いた。近い将来、笑点に出演しているかも。とも(汗)
柵作太郎。
確かに見方をかえると落語家みたいな名前に見えなくはない。
ここで一応断っておくが私は落語家を目指しているわけでも寸劇作家を目指しているわけでもない。ただ、私の頭のカイロが暑さでやられたのか、それとも老朽化したのか、最近駄洒落や落語がよく浮かぶ。
私はこれをujimaroさん病と名付けた。
そこで、今日は私の作った夏至にまつわる駄洒落話をひとつ紹介したい。
「お父さん今日は何の日かしっている」
「さあ、わからないな。6月21日だからロニーの日かい」
「何よ、ロニーって。違うわよ。今日は『げし』でしょ。」
「パンの表面にまぶしてある細かい粒かい?」
「それは芥子。そんな日ないわよ。もっと違う意味で」
「なんだ、長崎を舞台にした藤木直人君が目が見えなくなる映画か。お父さん見たことあるぞ。」
「それは解夏。そうじゃなくて。もっとほら。」
丘の上♪○○の花で、占いの♪あの人の心。お父さんは昔アグネスチャンのファンでな。」
「それはひなゲシの花。ふざけてるでしょ。」
「アハハ。悪い、悪い。今日は夏至だろ。太陽が天球上で最も北に位置する日で、1年のうちで、昼間が最も長く、夜が最も短い日のことだろ。」
「知っているじゃない。早く言ってよ。日本ではこの日を境に夏が始まるって言われ、冬至にかぼちゃを食べるように、地域によってこの時期に食べるものがあるらしいの。」
「へぇー、それは知らなかった。どんなものを食べるのだい。」
「例えば、関西の方ではタコの八本足のように稲が深く根をはることを祈願してタコを食べるとか、高知では、田植えの後にうどんを食べる慣わしがあるそうよ。福井なんかはさばを食べるそうなの。」
「明石のタコに、讃岐うどんに、さば寿司、うーん考えただけでよだれがでてくる。」
「あ、そう言えばこの前たこ焼き買うっていってお父さんに貸した1000円早く返してよ。」
夏至だけにけーしてよなんて面白いこというね。おまえ。」
「つまらないこといってないで、早く返して。」
夏至だけに日(気)を長〜く持ちましょ〜うよ。」
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