立つレッサーパンダがいる茶臼山動物園

sakurasaku20052005-12-17

大寒波が来るというのにやけに天気がよい。
信濃毎日新聞の記事で茶臼山動物園ではレッサーパンダと直に触ったり、近くで写真が取れると聞いていってみた。
茶臼山動物園には長野市郊外の傾斜地を利用した自然の地形の中、このレッサーパンダや天然のカモシカなど350頭近い動物がいる。
入園料大人470円小中学生100円と動物園にしては安い。
動物園は高台にあるので長野市街地と志賀高原白根山が一望できる。少し風が冷たく肌寒いがここからの景色は見事だ。
晴れ渡った空からは、白い帽子を被った雪山に手が届きそうだ。
思わず見入ってしまう。
園に入るとまず目に入るのがライオンである。
冬の暖かい陽射しに目を細め気持ちよさそうにこちらを見つめている。
その後ろでは雄ライオンが鬣をコンクリートにたらし「こいつら暇だな」って顔で寝そべっている。
隣の舎にはクモ猿の赤ちゃんが丸い瞳だけこちらに向け毛布に包まっている。もともと熱帯雨林にいる動物なので長野の寒さは堪えるのだろう。
しばらく左手に歩いていくとキリンとシマウマ、白オリックスたちが飼育されている広場に出る。オリックスといっても仰木監督はいない。
キリンと目があってしまった。つぶらの瞳でこちらに寄ってくる。私はえさではないぞと思いつつ、しばらその動向を見守る。柵まで来て口をもぐもぐさせている。
何か私に語りかけているようだ。こんにちわ。思わずキリンに挨拶してしまった。
キリン舎を後にして階段を下っていくと日本カモシカに出会える。柵はあるが、すぐ手の届きそうくらい真近で見れる。子供がはしゃいでいた。
園の中央にはレッサーパンダがいる。赤ちゃんが生まれて以前見たときより大家族になっている。本当じっとしてない子たちで檻の中を所狭しと動き回る。
その向かいには小動物ふれあいコーナーがあって、うさぎややぎ、羊を直に触ってふれあえる。ウサギの餌として笹が置いてあるのであげてみた。もぐもぐとほんと可愛らしい顔で食べている。
13時30分からはレッサーパンダを、45分からはコノハズクを飼育員さんが連れてきてくれてさわらせてくれる。この飼育員さん良い笑顔をする。ちょっとイチローに似ているなと想いつつ、私もコノハズクを触らせてもらった。
最後にレッサーパンダのカレンダーを貰って園を後にする。
この時期はすいていて来年のカレンダーも無料で貰えるので是非お勧めしたい。
長野市茶臼山動物園公式ホームページ