ストレス解消には腹式呼吸

sakurasaku20052005-11-21

一番簡単で効果のある健康法は腹式呼吸だと思う。
腹式呼吸とは横隔膜(お腹にある筋肉)を使って肺を伸縮させるもの呼吸法で、普段意識せず行っているのは胸式呼吸という。
ストレス解消(=リラックス)にはこの腹式呼吸がとても良い。
私は休職している間、ジムに通ってソフトヨガと太極拳を学びそのことを知った。
両者に共通するのが意識を呼吸に集中することである。
腹式呼吸はお腹にボールをイメージし、息を鼻から吸ったときにそのボールを膨らませ、吐くときにゆっくりお腹をへこます感じで、吸う1に対し、吐く2の割合で行うのが良いらしい。
腹式呼吸にリラックス効果があることは医学的にも検証されているそうだ。
ストレスを感じると脳に偏桃体という物質が出て自律神経の中の交感神経を活発にさせる。そうすると血管が収縮され、呼吸は浅くなる。
緊張した時、どきどきしたり、呼吸が苦しくなるのはこのためである。
ここで呼吸が深くなるよう意識して腹式呼吸を行うと、副交感神経が活発となり、血管が緩み、リラックスしてくる。
故に腹式呼吸をすれば体が温まり冷え性改善にも良い。
私は毎晩、田中式ストレッチ法(腹式呼吸と筋肉を伸ばすことで疲れを取る独自のストレッチ)をやっているおかげで冷え性が改善し、疲れが翌日残らなくなっている。
腹式呼吸!誰でも簡単にでき、とても効果がある健康法である。

腹式呼吸の上手な方法

  1. お腹にボールがあるようにイメージする。
  2. 手をお腹に置き、お腹のボールをつぶすようなイメージ(お腹をへこますイメージ)でできるだけゆっくり息を吐く。
  3. 息をはき切ったら、「吸う」ことはあまり意識せずに息を吸う。つぶしたゴムボールに、勝手に空気が入ってきて膨らむようなイメージを持つと上手にできる。