心の琴線にふれるとき
たったひとつの言葉や行動が、琴線にふれ、人生を動かすことがある。
昨日、妻と会社の同期のT君とK君と4人で久しぶりに飲んだ。
大学時代の友人から不思議がられるが、私の会社は同期が仲がよい。
勿論、全ての人が仲がいいわけではないが、一般に会社の同期はライバル関係にあり、私生活まで仲が良いのは珍しいと友人に言われた。
半年前、そのT君が妻と私を家に招待してくれたことがある。
俳句と発明の国 愛媛県
親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている。(中略)
挨拶をしたうちに教頭のなにがしと云うのが居た。
聞けばこの男、年中赤いシャツを着ているという。妙な病気があった者だ。
英語の教師に古賀という大変顔色の悪い男が居た。
百姓出はあんな顔色になるのかと清に聞いたところ、うらなりの唐茄子ばかり食べるからだと教えてくれた。
俺と同じ数学の教師に掘田という男が居た。
「やあ君が新人か、ちと遊びにきたまえアハハ」だと。誰がそんな礼儀しらずの奴の所へ遊びに行くものか。俺はこのときからこの坊主に山嵐というあだ名をつけた。
いつ読んでもユニークな夏目漱石の坊ちゃんの一節である。
その舞台となったが松山市があるのは愛媛県だ。
愛媛県といえば伊予柑、デコポン、ポンジュース、キウイフルーツ、一六タルト、道後温泉、坊ちゃんスタジアムに伊予鉄、今治のタオル、野球拳は発祥の地から宇和島東など高校野球の強豪で野球の盛んな県と様々なイメージが浮かぶ。
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