コンチクショーな夜に捧ぐ詩

「あー、なんでこんなことやらなきゃいけないだ。コンチクショー(ToT)/~~~」
同僚のOさんがPCに向かってため息ともつかない声で独り言をいう。
システム屋は煮詰まると独り言が多くなる。
それを人によっては「ヘンな人」と思うかもしれない。だが、僕はそうは思わない。それだけ彼は一生懸命仕事に取り組んでいるということだから。
一歩前に♪勇氣をありがとうさくちゃんの甲信越blogランキング(*^_^*


先日、ハッピーフローはやわらかさとやさしさからできていると書いた。
困ったときほど助け合うのがチームというもの。ただ、本人の気持ちまで助けることはできない。仕事に対するモチベーションだけは本人のものだから。


最近僕らは富に忙しい。
そりゃそうだ。かつて13人でこなしていた仕事を今は課長も入れて5人でこなしているのだから。
うちの課長は優しい人だ。
「ボクは仕事の上では何もできないから。せめてみんなが働きやすい環境を作りたいんだ」という。素敵な上司だ。だから、人手は少なくとも手は抜かない。
不思議なものだ。辛いとき、思い通りに行かないとき、悩んでいるときほど、ボクは言葉が天から舞い降りてくる。

「Oさん、コンチクショーって思ってもいいよ。だけど、思ってもいいから言葉に出しちゃいけないよ。コンチクショーな気持ちを言葉にするとコンチクショーな形になって返ってくる。傷つくのは自分だから。だから思ったことは口に出さずに紙に書きましょうね。」
「それにね。なんでオレがと思ったら辛くなる。この仕事は僕にかできない。そういってみようよ。」
3つも年上の彼にそういったら僕の顔をまじまじとみて
「わかった。そうするよ」とつぶやいた。
なんて素直ないい人なんだろう(^_^;)


先日、「サマーウォーズ」を見て一等印象に残ったの台詞は、夏希のおじさんが、主人公健二君にいった「この問題は君にしか解けないんだろう」という言葉(ネタバレごめん)
そう、この仕事は自分にしかできないと思うと勇気が湧いてくる。だからこそ、あの作品にボクは泣けたのかもしれない。
「人間落ち着きが大事だよ。まずは落ち着きない」
天から栄ばあさんの声が聞こえてきそうな夜。
最後に素敵な言葉を贈ろう♪

しあわせは到達する場所ではなく、自分で作り出す状態 ロビン・シャーマ