サマーウォーズ

今日は久しぶりに映画のネタを書きたい。
金曜日の晩。二人で久しぶりに映画を見た。
大の大人がボロボロ泣いた。
その作品とは・・
一歩前に♪勇氣をありがとうさくちゃんの甲信越blogランキング(*^_^*


映画『サマーウォーズ』。僕の故郷、信州上田を舞台にした作品。
今年一番のお薦めの映画だ。


「折角生まれ育った土地を舞台にした作品だ。ましておまえの母校が出てくる。一度は見ておけ。」そう言った父はまだ見ていないらしい(笑)

ようこそオズの世界へ。物語はインターネット上の仮想世界で起こったある事件からはじまる。
一方、旧家の子孫学校一の美人と噂されている夏希ちゃんはおばあちゃんの90回目の誕生日のお祝いに彼と偽って、ひとつ後輩のケンジ君を連れて上田に向かう。


僕は出だしからずっこけた。
二人で下りた上田駅は見たことある風景で、次に乗るのは別所線、いや廃線となった真田傍陽線だろう(それも丸窓電車だ)、そして伊勢山のバス亭に降りる。な、懐かしすぎる\(◎o◎)/!。さらに上田駅前は上田わっしょい(上田で一等有名な夏祭)で盛り上がっている。
加えていうと、夏希ちゃんの実家・・・あれはどうみても上田城だ・・
なるほど、上田市民にはこの上もなく愛おしい作品になっている。


この作品はブログのような仮想現実の世界で起きた出来事。
ところがどっこい、かなり並行してアナログ社会が進んでいく。大家族は机を囲んで芋のにっころがしやスイカ食べ、テレビじゃ高校野球が流れている*1
この感想には加納朋子さんの「モノレールねこ」という本の解説あった言葉が一等僕の今の気持ちにふさわしい・・

この物語に泣かないような自分を、自分は好きになれないと思う。
開き直って言うわけではないが、ザリガニの物語で泣いたっていいじゃないか、と思う。
何故なら、この物語は、大切なことを教えてくれているから。

僕は本当に大切なものを教わった。泣いた自分が好きになれる作品。あなたもどうです?


信州上田に興味のある方はサマーウォーズの里上田⇒http://www.ueda-cb.gr.jp/s-wars/map.html

*1:しかも出てくる学校が丸子修学館や松商学園佐久長聖、上田高校とすべて実名だ