マリと子犬の物語

2004年10月23日（土）午後5時56分
マグニチュード6.8。新潟県中部を襲った新潟中越地震。あれから3年・・・
マリと子犬の物語を見た。
当時飯山にいた僕にとっては地震はほろ苦い思い出だ。あの揺れは今でも鮮明に覚えている。だけど犬（動物）好きの僕にとっては是非見たい作品だった。
家族と犬の愛、兄と妹の愛、父と子の愛、そして故郷への愛・・・
いろんな愛を感じる作品だった。シンプルだけど、ストレートに心に触れる。みんなが誰かを守りたいっという気持ちが凄く伝わってきた。
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犬たちがとっても可愛いかったから・・。。
少女役の佐々木麻緒ちゃんの演技がうまかったから・・・。
山古志村の人たちのそれぞれの想いがズシンと胸に伝わったから・・・。
子供たちに混じって、不覚にも僕まで号泣してしまった ＿|￣|○
僕が見たのはレイトショーだったが、会場では崩れ落ちるように泣いている人もいた。なんだろう。特に凝った演出があるわけではないのに涙が勝手に出る。
今、風の中♪平原綾香さんの歌もいい。http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND57136/index.html
たったひとつの命をいきて・・・
娘さんや息子さんがいるすべての人に観て欲しいと僕は思った。優しく、そして強くなれるから。
最後に読売新聞の記者笹子美奈子さんの言葉を紹介したい。「映画を観て心が温まったら、68人の犠牲者や被災者たちにも思いをはせて」

被害に遭った方の復興を祈念するとともに犠牲者のご冥福を祈りたい。

上映後の一こま♪

マリィーーーーーー
空から犬を見つめる少女の涙は美しかった。（写真は長野市シネグラのマリ(^_-)-☆）

帰り際彼女が「あなたも映画に出てたわね」って言うから先手を打って「僕は犬じゃないよ」と答えたら
「あら、グーチョキパー（３匹の子犬の名前）かと思ったわ、３匹分手がかかるから」と返された（汗）
「そうね。あんなに可愛くないものね。それじゃあれだわ。あれ。、、宇津井健さんがやってた・・・」
それは・・・おじいちゃんではないか ＿|￣|○ (ーー;)

監督：猪股隆一　原作：桑原眞二、大野一興「山古志村のマリと三匹の子犬」
出演：船越英一郎、松本明子、広田亮平、佐々木麻緒、徳井優、蛭子能収、梨本謙次郎、小林麻央、宇津井健
劇場：長野シネマグランズ
ホームページ：http://mari-movie.jp/index.html
主題歌：平原綾香「今、風の中で」