ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

sakurasaku20052007-08-20

24時間テレビ。欽ちゃんの必死の走りに日本中が?感動にしていた頃、僕はアリーナにいた。
アリーナといっても横浜ではない。信州の高い帽子「ビックハット」だ。
三四六さんのライブにいた。それにしても6時間ぶっつづけには驚いた(そんなことも知らずに行った私もワタシだが)。この話は後日書こう。


先日、人よりちょっと遅れてハリーを見た。
ハリー・ポッターといえば、言わずと知れたイギリスの児童文学作家J・K・ローリングさんのファンタジー。不死鳥の騎士団はシリーズ5作目。僕は「賢者の石」から欠かさず見ている。
見た感想は・・・・・
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うん、・・だったかな(ハリーファンの方ごめんなさい)
僕が原作を読まずに見たせいもある。勿論、映像は素晴らしいし、出演者も豪華だ。
ただ、僕のような原作を読まない挑戦者(チャレンジャー)には話の流れが速すぎて、ついていけなかった(涙)
僕でさえそう思うのに、子供たちにとってはどうなのだろう?
第1作の「秘密の部屋」のような美しいファンタジーとちょっと笑わせるユーモアを期待していたが、作を重ねるにつれ話が深刻になりすぎる気がする。内容が盛りだくさんで詰め込みすぎるせいもある。
ちょっとだけゲド戦記を見たときの同じ感覚に襲われた(汗)原作を読まない人はダ・ヴィンチ・コードの謎解き並の頭の回転の速さが必要だ。
もちろん見所もある。
今回はハリーの成長とともに彼の心の葛藤を描いている。心の闇と戦うハリーはスター・ウォーズのアナキンのようにセクシーだ。
思春期時代に誰もが持つ孤立感や理由もない怒り、嫉妬心など映像にしにくいところをよく描かれている。多分、原作はもっと素敵なんだろう(*^_^*)
そして恋の話も出てくる。
(以下ネタバレ注意)
残念だったのはチョウさんとの○○シーン。僕としてはもう少し前後関係を描いてほしかった。「えっ、いきなりですか!?」って感じた(汗)。
彼女との体験を彼が言葉で感想をいうシーンもいただけない。恋のときめきを言葉でなく、しぐさで表現してほしかった(^。^)
そんな中、印象に残ったのは、ルーナ・ラブグッド(イヴァナ・リンチ)とドローレス・アンブリッジ先生。
ルーナは作品の中でルーニー(変人)と呼ばれていたが、あの不思議ちゃんな感じ、僕は好きだ(笑)。
そして憎まれ役のアンブリッジ先生もインパクトがあった。魔法省をいまの○○省に置き換えると役人の裏側を描いているようで面白い。彼女は是非コメディ作品にも出演してほしい。
ハリー、ロン、ハーマイオニー
僕はこの3人が主役でこそハリー・ポッターだと信じて疑わないのだが、段々ロンとハーマイオニーが脇に追いやられている感じがしてちょっと寂しい。
こんな苦言が出るのもハリー・ポッターという映画が好きだから。最終章まであと2章。次作もきっと足を運びだろう(^_-)-☆か?。


監督:  デイビッド・イェーツ
出演: ダニエル・ラドクリフ (ハリー)、ルパート・グリント(ロン)、エマ・ワトソンハーマイオニー)、ヘレナ・ボナム・カーター(ベラ) ゲイリー・オールドマンシリウス)、ロビー・コルトレーン(ハグリッド)、アラン・デックマン(スネイプ)、ケイティ・リウ・リューング(チョウ)イメルダ・スタウントン(アンブリッジ魔法省)
劇場:長野シネマグランズ
ホームページ:http://harrypotter.warnerbros.co.jp/site/