気功術としての太極拳

sakurasaku20052007-06-19

ビリーが来日した。
と聞いて、なに、ビリー・ジョエルが来日!と驚いた僕はかなり恥ずかしいらしい(汗)。
今、ビリーと言ったらアメリカフィットネス界のカリスマビリー・ブランクスさんのことで、彼の編み出したビリーズブートキャンプというエクササイズはたった7日という短い期間でダイエットしながら、くびれた美しい身体を作れることで人気らしい。
くびれた身体を作るといえば、太極拳スワイショウもその効果があるのをご存知だろうか。
週末、その太極拳支部総会にいってきた。
まあ、いいではありませんか♪さくちゃんの甲信越ブログランキング

普通、指導員クラスしか行かないそうで、初伝(英検で言うと4級クラス)の僕が参加するのは凄く勇気のいることだった。しかも遅刻した_| ̄|○
周りは師範、准師範、指導員・・・講習会が始まったときは冷汗ものだった。
だけど、「同じ人間。それほど変りはない」、と自分に言い聞かせ、出てみてよかった。太極拳だけでなく、気功術や骨盤の歪み矯正方法、頭痛の治し方などいろんなことが勉強になったからだ。その中で今日は少し気功術について書きたい。


太極拳の太極とは終わりのない大宇宙を意味し、太極拳とは中国古来の宇宙観から生まれた健康哲学でもある。
大宇宙(自然)は月と太陽、夜と昼、静と動のように相反する2つの要素のバランスにより成り立っている。
その中で心静かに柔らかな動きで気をめぐらすと、大宇宙(自然)と小宇宙(人間)が一体となり、心が広々とひろがり、「和」の輪が(ダジャレじゃないヨ)が生まれてくる・・・
こう書く僕を怪しい人と思わないで欲しい(汗)
気とは目に見えない自然の働き、人間の体の中にもこの気が流れている。気功というと難しく聞こえるかもしれないが、要は心身をリラックスできる方法。この気の力を使って、太極拳は人間本来の持つ自然治癒力を高めてくれる。中国やインドでは気功は医術としても用いられている。
先日総会でこの気を使った面白い実験を見せてもらった。気による人体浮遊・・・(汗)
もう一度言っておこう。僕はあやしい人ではない。


まず一人が椅子に座る。次にその周りに4人がたって、ピストルのように人差し指だけ伸ばし両手を組む。その指を座った人の両脇、膝裏に入れ、持ち上げてみた。とても、重くて上がらない(汗)。


今度は、掌をその座った人の頭の上に交互に手をかざす。それを3回繰り返した。そのとき、掌の真ん中あたりがビリビリと感じ、熱くなった。
そして、もう一度持ち上げてみた。
ビックリした。手品のように彼が天高く持ち上がったからだ。
掌の真ん中(労宮)からは気が流れていて、この気を使うといろんなことができるらしい。
たとえば治療。両手をもんでさすった後、頭の裏の風池と呼ばれる部分に手を当て、首を後ろにゆっくり倒す。そうすると頭痛がおさまるという。手当という漢字は手を当てて治すという意味からそういうらしい。
他にもいろんな健康術を教わったが、長くなったので今日はこの辺で♪。また次回のお楽しみに?


追伸:今日は宮里藍さんの誕生日だそうだ。彼女はゴルフがうまいだけでなく精神的にも・・強い♪お誕生日、おめでとう♪