過去記事アップ第2弾 虹の女神の感想

sakurasaku20052006-11-11

友人から試写会の券を貰ったので、「虹の女神」を見た。
最近私の見る映画は蒼井優さんと沢尻エリカさん、長澤まさみさんのだれかが出演している(汗)
この映画。まさに大学時代の青春グラフィティーを見たという感じだ。.(写真はゆんフリー写真素材集虹のアーチ Photo by (c)Tomo.Yun)
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学生の頃、映画を撮ることに情熱を燃やしたことがある人にとっては心地良いノストラジーが感じられると思う。芸能にお詳しいエロかっこ悪いオヤジさまなどが見れば、私より感じるものが多いはずだ。
若い男女のすれ違いながらも揺れ動く想いを上手に描いている。
私は主人公智也(市原隼人)の鈍感さに、後ろから「どついてやろうか」と思う場面もあったが、あおい(上野樹里)とのコンビはなかなか良かった。
上野樹理さんは「のだめカンタービレ」の印象が強すぎて、何を見ても、のだめに見えてしまったが(汗)彼女の演技は相変わらず上手い。
褒め言葉と思って聞いて欲しいが、たぶん、色気を感じさせない女性の演技をさせたら彼女は『日本一』だろう。
「THE END OF THE WORLD」という小作品も印象に残った、
とてもばかばかしい内容で、荒削りな映像だがこうしたものに私は惹かれる。描写のしかたが小林政広監督の「バッシング」とちょっと似ている。
この作品、一言でいうと(すでに一言ではないが(汗))若い世代の心の揺れ動きをスワロウテイル岩井俊二さんが見事にプロデュースしている。
私的には相田翔子さんや鈴木亜美さんが出ているのも懐かしくてよかった。
ビデオレターをみて気づく「俺はあおいのことが好きだったのか」という場面がなかった(あっ、ごめん、ネタバレだ)のは大いに残念だが、文科系クラブに所属した人が見れば、学生時代を思い出し、胸がきゅん♪とくる作品だと思う。←私は学生時代、テニスとバスケットしかやらなかったが(汗)
泣けたわけではないが、カタカタとなるフィルム(THE END OF THE WORLD)の中での、あおいの顔はいつまでも頭の片隅に残るいい作品である。
監督:熊澤尚人
原作:桜井亜美虹の女神
出演:市原隼人上野樹里蒼井優酒井若菜鈴木亜美相田翔子小日向文世佐々木蔵之介/尾上寛之/田中圭ピエール瀧/マギー/大橋未歩
劇場:長野シネマグランズ ホームページ
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