しばらく少しペースを落として

珍しく会社を休んだ。
昨夜、ブログを書き終えたら、突然発作に見舞われ、そのまま昏睡状態で後は記憶にない。ただ妻が泣き叫ぶ姿がほんのわずかだが覚えている。
久しぶりに病院のベッドで過ごした。
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ポタポタと落ちる点滴のしずくを眺めていると、自分の無力感を感じる。
病院のベッドで見る天井はその清潔な白さと裏腹に心に暗い閉塞感を運んでくる。やっと病院から解放されたのは夕方の6時を少し回った頃だろうか。
医者から「お酒は飲まないこと、ブログはやりすぎないこと」ときつく言われた。
デジャブ。。。密かに二人が結託したかのように、その言葉は妻から聞いたものと同じ。ビデオテープを聞いているかのように私の胸にその言葉はゆっくり沈んでいった。
なんでもやりすぎはよくない。私はうなだれて、ただ二人の言葉を聞いた。
妻に迷惑をかけたお詫びに、夕飯は私のおごりで中華料理屋に行った。全品半額というとても素敵な企画をやっていたせいもある(汗)。
二人でエビチリとチンジャオロース、台湾風焼きビーフンと台湾ラーメンを食べた。何しろ私は朝から何も食べていなかったので腹ペコだった。
中でもエビチリ(エビのチリソース炒め)は美味しかった。
朱色にとけたチリソースは甘さと辛さが絶妙で、口の中に運ぶとエビがプリプリッとはじけて何ともいえない。
「はぁ〜生きているって素晴らしい」思わずぼそっと呟いた。
エビチリひとつで何を大げさなと思われるかもしれないが、「普通に美味しいものが食べられる」というのは、この上もない幸せな瞬間だと私は思う。健康を害し、病院にいたのでは味わえない。
まずい。これ以上書いているとまたやりすぎだ。
ということでしばらくの間、ブログの更新量が減らすがご了承願いたい。まあ、この長文を毎日全部読む人はいないと思うので、むしろ短くなって喜ぶ人がいるかもしれない(汗)
みなさんもやりすぎには気をつけましょう。最後に相田みつをさんの詩をひとつ。

いいことはおかげさま
悪いことは身から出たさび