九州珍道中 第2話 神社に巫女はよく似合う

巫女さんの白と赤の袴姿はどこで見ても綺麗だ。
何が清清しさの中にも神聖なオーラが感じる。
宇佐神宮で巫女さんを見た。
宇佐神宮とは大分にある全国44000社ある八幡宮の総本社である。725年に出来たというから1000年以上続く歴史ある神社だ。
ここで、神社にお参りするとき手水の作法を添乗員さんから聞いた。
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1.右手で柄杓を持ち、水を汲んでまず左手を清める。
2、柄杓を左手に持ちかえて、右手を清める。
3、再び柄杓を右手で持ち、左手で水を受けて口を清める。
4、最後に水を入れた柄杓を立てて、柄に水を流してから伏せておく。
口を清めるために、柄杓に直接口をつける方が無作法なのだそうだ。なるほど、とすると、私は無作法
者か(汗)
宇佐神宮の拝礼は「二礼、四拍手、一礼」である。
普通、拍手はパンパンと2回だが、ここは4回叩くらしい。
私はそこで、父の手術の成功を祈願した。
次は国東(くにさき)半島。九州や北海道の地名は当て字が多いから厄介だ。
仏の里と呼ばれる通り、数多くの寺社仏閣が点在する。その中でも熊野魔崖仏は強烈だった。鬼が一晩で造った99段の石段を登ったところその石仏はある。まさに断崖絶壁にある魔性の仏だ。
ガイドさんから「くれぐれも足腰に自信のある人だけ行ってください」というのに、年配の方々は次々に参加を表明する。地元の人でも、雨が降ったら近づかないというに何と無謀な人たちだろうか。
だが、参加しない人はバスで1時間待ちという。私たち夫婦は最初、不参加と決めていたが、5歳ぐらい
のボクちゃんまで行くというで、適当な所で引き返せばよいと安易な気持ちで参加を表明した。
今思えば、それが誤りだった。
(つづく)