タッチとみなみちゃん

長澤まさみさんのタッチは映画館で見た。
なのに、金曜ロードショーをまた見た（汗）
別に長澤まさみさんや犬堂一心監督のファンわけでもない。
でも「タッチ」は私にとって特別な作品である。

あだち充原作「タッチ」私の青春の一ページであり、コミックは全巻持っている。
明石家さんまさんではないが、南ちゃんは永遠に心の中のアイドルである。（ハーフタイムの宮本先生もみなみさんだ）
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作品の中で南ちゃんの長澤まさみさんをはじめ、お母さん役の風吹ジュンさん、斉藤兄弟、キャッチャー役の平塚真介さんもいい味だしていた。RIKIYAの原田君役もあっていたと思う。でもどうしてもこの映画は私にはしっくりこない。
理由は単純だ。
全２６巻の作品の前半を２時間の映画に凝縮したから、私の好きな細かい心理描写が抜けていたからだ。
ネタバレになるからこれ以上か書かないが、主人公たちの心理の背景が描かれていないところが、「ゲド戦記」と似ている。（ジプリファンから次元が違うと怒られそうだが）
青春映画だから、こんなものといってみればそれまでだが、キャストがいいだけに惜しい。
今日から公開されるラフに期待だ。監督がNANAの監督だけにちょっと期待している。

監督：犬童一心
原作：あだち充「タッチ」（小学館）
出演：長澤まさみ、斉藤祥太 、斉藤慶太、RIKIYA、平塚真介、安藤希、若槻千夏、風吹ジュン、宅麻伸 、小日向文世、峰竜太、松本志のぶ
（参考）ラフ
監督：大谷健太郎
原作：あだち充「ラフROUGH」（小学館）
出演：長澤まさみ、速水もこみち、阿部力、石田卓也、高橋真唯、黒瀬真奈美、市川由衣、八嶋智人、田丸麻紀、徳井優、松重豊、渡辺えり子