鳥取県 月の砂漠が歌える鳥取人♪後編

私の姪が、今鳥取の大学に通っている。
彼女は今時の若い子には珍しく、農業を志すため学んでいる立派な娘だ。そんな彼女がいる鳥取県を私はまだ一度も訪れたことがない。是非行ってみたい県だ。
多くの国民が、砂丘があるところとしか認識していない?鳥取県
だが、有名なものは砂丘だけではない。
中国地方の最高峰の大山、妖怪に逢える街境湊市、名探偵コナンに会える街大栄町、神と仏が宿る山三徳山三朝温泉、ハワイ(羽合)温泉、皆生温泉(かいけおんせん)、浦富海岸など観光名所はたくさんある。
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農産物では二十世紀梨、はたはたの生産量は全国1位であり、柿の葉寿司にいかめし、かにめし、こも豆腐など美味しい郷土料理もたくさんある。
いなばの白うさぎ、因播の湖山長者、八上姫と大国主命など民話や神話も数多く残されている。
月の砂漠を はるばると 旅の駱駝(らくだ)がゆきました♪
県民歌「わきあがる力」は歌えなくとも「月の砂漠」が歌えないと鳥取県民ではない?。
島根県と妙に都会度を争っているらしいが、甲信越の人間から見るとあまり大差はない。むしろ自然の豊かさをPRした方がいいように思えるが、当事者になるとそうもいかないらしい。
砂丘と並んで大山を信仰しているから、この山を「おおやま」と読んではいけない。「だいせん」である。この地方は山のことを「せん」と読むらしい。
「えっ、甲信越ではその山の存在すらあまり知られてないですよ。」
彼らを前にして、そんな(本当のこと)を言ってはいけない
人口が新宿駅の1日の乗客数より少ないという噂もあるが、鳥取県人は純朴でいい人が多いと聞く。日本海の厳しい風土で育ったせいか、辛抱強く、粘り強く努力する。
謙虚で控えめな人が多く、一方で人を押しのけてまで自分でやるという積極性はかけるそうだ。(毎日新聞社「県民性こだわり比較辞典」)
また、長野県と一緒で中央競馬場がひとつもないところから真面目な県民ともいえる。女性が1日に家事や育児、仕事に充てる時間が7時間4分で岩手県と並んで全国1位という統計を見ると、女性が働き者の県でもある。
ほとんど甲子園では勝ったことがない長野県代表、それも創立100周年目に初出場を果たした松代高校に悲願の1勝を与えてくれた、とても心優しい人たちである。
語尾に「だっちゃ」「だっちゅうの」と付ける鳥取弁を聞いただけで、その朗らかが伝わってくる。
その優しさ、その朗らかさに触れれば、あなたの気持ちもきっと安らいでくるだろう。

鳥取県出身の有名人
水木しげる青山剛昌岡本喜八沢田研二乙羽信子司葉子宮川大助、小野やすし、阪田瑞穂木佐彩子小林繁川口和久角盈男

(参考)愛すべき鳥取県http://d.hatena.ne.jp/sakurasaku2005/20060117