エビフリャーなんていわない独自の文化圏を持つ愛知県
「今日はいい天気だがね。」
「ところでタモリがテレビで名古屋弁をみゃあみゃあ馬鹿にするから、勘違いしておる人もいるかもしれんが、名古屋人はエビフリャーなんていわんがね。」
「そりゃー、どえりゃー勘違いだ。でらむかつく。おみゃーさんもそう思うがや？。」
「おまえ言っとったぎゃあ」
様々な県民性の本を読むと東日本でも西日本でもない独自の文化を持っているのが愛知県である。
愛知県はナゴヤという名の独立国家です（真説県民性図鑑）
とは面白い。
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愛知県といえばトヨタグループを中心とした自動車産業、味噌煮込みうどん、味噌カツ、キシメン、ういろう、名古屋コーチン、八丁味噌、鰻のひつまぶし、天むす、手羽先など独自の食文化、金のしゃちほこに名古屋城、名古屋ドームに中日ドラゴンズ、瀬戸物、三州瓦、常滑焼、いなり寿司発祥の地・豊川稲荷*1、セントレア中部国際空港、明治村、リトルワールド、犬山の日本モンキーパーク、愛・地球博開催地などが有名である。
戦国三傑と呼ばれる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を生んだのは愛知県である。
この他にも愛知県出身の有名人には、ソニーの創業者盛田昭夫、元内閣総理大臣海部俊樹、写真家浅井慎平、加納典明、作家城山三郎、家田荘子、映画監督堤幸彦、山下敦弘、漫画家鳥山明、江川達也、いしかわじゅん、歌手でスキマスイッチ、岡村孝子（あみん）、狩人、黒夢、八神純子、岡田有希子、舟木一夫、俳優の石田ゆり子、石田ひかり、奥田瑛ニ、かとうかずこ、川島なお美、城戸真亜子、瀬戸朝香、竹下景子、館ひろし、玉木宏、戸田恵子、藤谷美紀、平田満、松平健、松下由樹、松原智恵子、森本レオ、渡辺いっけい、加藤あい、香里奈。
タレントの加藤春彦、いとうまいこ、石川ひとみ、伊藤裕子、渡辺美奈代、山田まりあ、森下千里、お笑いの青木さやか、光浦靖子、きゃい〜んの天野ひろゆき、コージー富田、スピードワゴン。気象予報士の森田正光がいる。
スポーツ界では柔道の谷本歩実、フィギアスケートの安藤美姫、浅田真央、浅田舞、中野友加里、恩田美栄、格闘家の吉田秀彦、ボクシング薬師寺保栄、野球界からは４００勝投手金田昇一、大リーグのスーパースターイチロー、巨人の工藤公康、阪神の赤星憲広、中日の岩瀬仁紀らがいる。
ソニーの盛田昭夫、大リーガーのイチローと、世界に名を轟かせたスターが揃っており、その特徴は、個人主義でドライ、唯我独尊といわれるくらい物事にこだわりとプロ意識を持つイメージがある。
「あいち」の地名は、万葉集の高市黒人の歌
「桜田へ鶴鳴き渡る年魚市潟（あゆちがた）潮干にけらし鶴鳴き渡る」
の「年魚市潟（あゆちがた）」に由来するといわれ、「あゆち」が「あいち」に転じ、愛知県の県名と元となった愛智郡もここから生またという。
愛知県は尾張と三河に分かれ、尾張人は堅実で働き者である反面、ケチで保守的、貯金好きで、利にさとく、現実的で目先の利いた独創性を示すといわれている。
一方、三河人は堅実な所は変わらないが、尾張人ほど強烈な個性はでなく、のんびりとしていて純朴であるという。
だが、愛知というとほとんどが他県人は名古屋人をイメージし、地味で堅実は三河人も名古屋と同じ扱いを受けている印象は拭えない。（迷惑な話だがや）
故に愛知の県民性というと、名古屋人気質について書いてしまう。
（つづく）
