風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカを見た。何回見てもいい映画である。
この映画はじめてみたのは子どもの頃だった。あれから何年たったのだろう。
良い作品は時間がたっても時代の波に浄化されず、普遍的な光を放つ。
死の森、腐海は本当は人間が汚した地球の土と水を浄化させるための大地が生んだものであり、オームを含むムシたちはそれを守る番人。
今の地球環境問題に通じるテーマがそこには隠されている。
「オームの怒りは大地の怒りじゃ」
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大ババ(京田尚子)のこの言葉が印象的である。
今年の大雪やスマトラ沖地震アメリカ中西部を襲ったハリケーンといった自然災害は見えないオームが怒っているように思えてしまう。
風の谷のナウシカ。まだ見てない人はあまりいないと思うがお勧めの作品だ。

蛇足だが、ナウシカの肩にのっているキツネリス、テトはとてもかわいい。
はじめてナウシカがテトに会ったとき、指先をかむシーンは皆さんも印象に残っていると思う。私は昔、動物園で同じことをやって指を切られ怪我して叱られたことがある。そういうことはやめたほうがいいとだけいっておきたい。
原作・監督・脚本:宮崎駿
出演:島本須美、松田洋司、細谷悟朗、永井一郎京田尚子
音楽:久石譲