病気にならない生き方

世界ではじめて大腸内視鏡によるポリープ切除術を行い、胃腸内視鏡検査では世界的権威の新谷教授の本である。
ラクルエンザイムというと胡散臭い気がするが日本語にすると体内酵素をいう。
体内酵素の働きに必要なものが、ビタミンとミネラルであり、健康の維持、病気の予防や、精神的なバランスを維持する上では重要な役目を持っている。
氏の主張を端的にまとめると、胃腸がきれいな人に病人はいない。胃腸をきれいにすることによって病気は防げる。
そのためには普段の食生活(ビタミンとミネラルをきちんと取る)と規則正しい生活習慣を身につける必要があるというものである。
スタミナをつけるために肉が良い、腸にヨーグルトが良いという考え方は全て間違えである。
事例を交え解説する氏の主張は説得力があり、なるほどと思ってしまう。
たくさんの著名人の方が氏の主張に賛同し実践しているように、私もこの本に書かれていることは素直に胸に落ちた。
病気になられて健康に気をつけたいと思っている方や、普段元気でも健康に興味を持たれる方には読んでもらいたい本である。