小春日和のムクドリ

キィーウィー、キィーウィー
隣の家の繁みから鳥の鳴き声が聞こえる。
何の鳥だろう。
私の浅い知識ではわからなかった(*_*)
キュリュキュリュ、キュリュ
東の空の電線にムクドリが数羽止まっている。

ムクドリ　スズメ目ムクドリ科　灰褐色で頬に白色斑、嘴と足は橙色。
　　　　　日本各地、乾燥している場所を好む。
　　雑食性でミミズ、両生類、昆虫、桃、りんご、柿を好んで食べる。
　　　　　キュリュキュリュ、リューリューと鳴く

白い斑点顔が浮かび、愛らしい姿に心が和む。
ムクドリは人の手が入っている場所に多く見られる。
遠すぎて私のカメラでは追いきれない。
諦めてバス停に向かって歩く。
公孫樹並木はここ2日ですっかり落葉し、枝だけが残り寂しく佇んでいる。
途中、九反の信号で事故があった。
小型ローリ車が横転し、その周りに３台のパトカーが取り囲んでいる。
けたたましいサイレンの音とともに救急車がかけつけてくる。
「俺は鳥の写真より、事故のようなスクープ写真が取りたい。」
昨日の親友（とも）の言葉が蘇る。
ちょっと写真に取ろうかとバスの中でカメラを探る恥ずかしい私。
写真は諦め、視線をノートに移し、また筆をはしらせる。
妻が不在でちょっと朝寝坊した朝、バスの中でブログを書く。