齋藤孝の音読破坊ちゃん

声に出して読みたい日本語の齋藤孝さんが夏目漱石の名作「坊ちゃん」を声に出して読めるようまとめたのがこの本である。
齋藤孝さんらしいわかりやすい編集で、文字は大きく、行間も適当で、難しい漢字にはすべてるびがふってあってとても読みやすい本である。
夏目漱石の名作は読みたいけれど、文庫版のあの小さな字と漢字の多さに閉口している人にはまさにぴったりの本である。
坊ちゃんはいつ読んでもユーモアがあり面白い。
漱石の名作をこうした形で読んでみるのも乙なものである。

今日も雨じゃない 長崎県

アアアア、長崎は今日も雨だった
父が前川清内山田洋とクールファイブ)が好きだったので、私にとって長崎は雨の街という印象があったが、実際はさわやかに澄み渡る空の町であった。
鎖国の江戸時代、唯一の貿易港だったため異国情緒溢れる街である。
長崎といえば、カステラ、長崎ちゃんぽん、皿うどん、からすみ、トルコライス、天日塩、ハウステンボスオランダ坂有馬晴信島原の乱、出島、原爆、戦艦武蔵雲仙普賢岳壱岐対馬干拓諫早湾とムツゴロウ、ランタン祭り、ジャパネットたかだなど実にいろんなものが思い浮かぶ。
キリンの一番搾りのCMで佐藤浩市さんがおいしそうに出している「鯛の塩釜焼き」は長崎では結婚や還暦などお祝いの席で供されるそうだ。
佐世保バーガーが有名だが、日本でハンバーガーが生まれたのも長崎県である。

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