これはすごい絵本!?
今日紹介するのは、僕が「大人が絵本かい」のトリに読んだ作品。この絵本に出会ったきっかけは、東京江戸川にある「読書のすすめ」店長の清水克衛さんが、僕に「これが究極の絵本」と紹介してくれたことだったんだ〜
- 作者: レミーチャーリップ,Remy Charlip,八木田宜子
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1997/11/01
- メディア: 単行本
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主人公の少年。ネッド君のところにパーティーの案内状が届いた。ただ、会場は遠かった。そこからはじまる、ハチャメチャ冒険・・・(^^♪
実はこの絵本。初めて読んだとき、「なんだ、これー」意味がわからなかったんだ。「こんなのありえない」とも思った。
ただ、何度も読んでいくうちにね。なるほど〜と思うことがあった。
それはなにかというとね。
「でも、たいへん!」
ネッド君は行く先々でトラブルに出会うよね。これって人生そのものだと思えたんだ。
たとえば、子供の頃、宿題を忘れて大変って思ったように、大人になってもたとえば買い物にいって財布を忘れるとか、上司に突然明日まで資料を作れと言われるなど、大変!ってトラブルはあるよね。
少し大きな意味で言えば、たとえば、これだと思って入った会社が傾いてきたり、やめなきゃいけなくなったり、パートナーで言えば。この人だと思って結婚した人が、だんだんこの人じゃないかもしれないって思うようになったり
結婚、就職、出産、育児。大人だからこそ、長く生きていればいろいろあるよね。
でも、そのたびに僕らはなんとかなってきた。
この絵本でネッド君はありえない困難にあってもなんとかしてるよ。しかも、「よかったね」なんていったりして。>>
人生には、ハッピーエンドしかない