悩んだときはこれを読め
清水克衛さんから『心のスイッチの入れ方』を教わった。
実に簡単だ。
「知っていることを、やってみな」
「でも」「だって」。頭で考えているうちは、だめだよ。まずやってみな。不思議と誰かが助けてくれるから」
以上終了・・・・
なるほど(^−^)。どうせやるなら、楽しんでやった方がいい。
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そんな読書のすすめの清水店長が水曜茶会で薦めてくれた本♪
- 作者: 大谷峯子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2008/04/24
- メディア: 単行本
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しかしながら、この本、おもしろすぎる。
なんていったって、ばあちゃんの教えはいきなり、
- ひとつ、はったりをかませ
- ひとつ、魔力をみがけ
さらに、ばあちゃんと孫娘(著者)の会話はまるで掛け合い漫才で
ばあちゃん:「あほ、ええか、(テキヤ)で大事なのは技術いうより、マジックパワー(人を引き付ける魔力)なんや」
娘「魔法使いもテキヤの仲間やったんかいな。こら、はじめてきいた」
なんていうものから、僕は駅のベンチで、思わずズッコケそうになりながら、ガハハと笑ってしまった。たぶん、周囲からは、かなり怪しいサラリーマンに映ったことに違いない。
著者はこの本をスイスで書いたというが、とても、あの美しいスイスで書いたとは思えない(笑)
だけど、ばあちゃんの話は深い。
テキヤが一等大事するのは、義理と人情。
義理と人情とは言葉を変えると、優しさと思いやり。そして仁義とは、魂をこめたあいさつ
ゆるやかな関西弁で語るばあちゃんの言葉に、胸が熱くなって、思わず2度読んだ。
こりゃ、不安だなんて、自分のことで悩んでいる場合じゃない。もっと明るく、ほがらかに、自信を持って生きよう。そう感じさせる1冊だった。