千欲の法則(完結編)

  • 病は気から、健康は気分から。健康の秘訣は心の中の不安や恐れを取り除くこと
  • そのためには気持ち(感情)の流れをとめないこと。それがハッピーフロー

これが前回までのあらすじだ


では、流れを止めないようにするにはどのすればいいのだろう。
答えは簡単だ。


自分がしてもらいたいことを相手にしてあげればいい。
たとえば、「お父さんはいつも自分のことばかり。もう少し私の思うことをやってほしい」と思ったら、まずはそのお父さんが喜ぶことをしてあげればいい。それは言葉をかけるだけでもいい。
「お父さん、いつもありがとう。お父さんには苦労かけているからね。今日は私のことは忘れてゴルフ楽しんできて・・・決して僕が言われたいから書いているわけではない(−−〆)」
人は貰うと必ず相手に返したくなる。たとえ、返さなくとも心の底に「悪いな」とか「ありがとう」という感謝の念が生まれている。その結果、今度は自分が感謝され慈しまれる立場に変わっていく。
川の水と同じように心の水も流れていく。


「苦労しているのは私の方よ。なんで、私の方が相手に気を配ってやってあげなきゃいけないの。」そう思う人も多いだろう。
いま、そう思ったあなた・・・今日のあなたはとってもラッキーだ(笑)
確かに苦労しているのはあなたかもしれない。だからこそ、苦労しているあなたに伝えたい。


ハッピーフローは肯定からはじまる。
肯定とは相手をそのままの状態で受け入れること。「この人はこのままでいいの。縁あって一緒になったのだから他の人は認めなくても私だけは認めてあげよう」そう覚悟することからはじまる。
相手を受け入れる覚悟ができると自分が変わる。自分が変わると不思議なことに相手も変わる。何よりも自分自身が優しい気持ちになれる。ハッピーフローはやさしさでできている。


まずは自分がどうしたいか、どうしてほしいかを振り返ってみよう。
千回、自分の欲に気づけば、自然と相手のことまでみえるようになる。
千回「人にありがとう」といえるようになったとき、次は千回「人からありがとう」といわれる人にもなれる。

自分にしてあげたいことを自分に一番近くにいる人にやってみる。
ハッピーフローはここからはじめる。


今日も最後まで読んでくれてありがとう。