段取り力

sakurasaku20052009-08-05

愛とは他人の成長を無欲で励ますこと。
ティムサンダーズはビジネス愛についてこう語った。
ボクは今、後輩の成長を願い、その一環として自分が読んでいいと思った本を薦めている。大きなお節介といえばそれまでだ。
ただ本人至って真剣。
一歩前に♪勇氣をありがとうさくちゃんの甲信越blogランキング(*^_^*


A君は、優しい男だが、何事も頼りすぎる傾向にあり、何をしたらいいかわからなくなると慌てふためいてしまうタイプ。人に頼まれると嫌と言えない性格から損をすることが多い。
そんな彼に読ませたいと思って買った本はコレ

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)


「あなた、それって嫌味じゃない?」と彼女に突っ込まれたが、こういうことを正面きっていうのもビジネス愛だ。
だが、読んで驚いた($・・)/~~~これはまさに自分のための本だ(-_-;)
たとえば、こんなことが書かれている

先の見えない努力は辛い。(中略)
根気や持続は見通しによって支えている。


昔のボクは何をやっても続かなかった。
あの時はなぜ続かなかったのだろう・・・答えがこの「見通し力」だ
うまくいくと見通しが自分が持てなかったから続かなかった・・・妙に合点した。
続かないことを根気がないとか自分はダメと自分のせいにしてはいけない。続けたいと思ったら、最後はどうなりたいか、自分の頭の中にイメージを作るだけでいい。
僕が太極拳を続けられるのも、引退したら、地域の人たちと一緒に太極拳を舞いたいとイメージがあるからだ。


著者は続けるコツは段取りを遂行している最中は考えることを無駄に使わないことといっている。すなわち、大きな枠組み(目標)を決めたら、何も考えないこと・・・
なるほど、やりだしたら考えてはいけないのか〜
この言葉、ドキット来る人もいないだろうか!
トヨタの改善方式による段取り力やイチロー選手のスパイラル式レベルアップ方法、安藤忠雄さんの建築物に見る段取り力、引用の視点が面白くとてもためになった本だった(^^♪