皆既日食とおひとりさまの老後
皆既日食*1をみた。
まっかな太陽が三日月のようにかけていた。
46年ぶり奇跡。仕事をちょっとだけさぼる価値はある(;一_一)
信州はその時間だけ、曇り空が晴れた。
一方、山口県を中心に西日本では大雨が続いたときく。被災にあわれた方々には心からお見舞い申し上げたい。。(写真はちょっとわかりにくいがカメラに収めた部分日食)
一歩前に♪勇氣をありがとうさくちゃんの甲信越blogランキング(*^_^*
怖い本を読んだ。
- 作者: 上野千鶴子
- 出版社/メーカー: 法研
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 単行本
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なぁ〜んだ、最期はみんな一人じゃないの(^_^;)その物語?はこんな言葉ではじまる。
80歳以上になると女性の83%は配偶者がいない。結婚しても、しなくても、女性は最期におひとりさまになる確率が高い。妻を亡くすと男はガタガタになるが、女性は大丈夫。喪失は自立をもたらす。むしろ二人でいるから孤立することもある。
同居は悪魔のささやき、究極の愛の踏み絵。そんなことはしてはいけない。
夫のお金はわたしのもの、私のお金も私のもの。
女性はおひとりさまの老後のために、自分の住む家とお金をためておきましょうね。
著者の主張はかいつまんで言うとこうなる。
ねぇ。世の男性諸君。怖いでしょ(笑)
ある調査で、自分がもっとも犠牲にされていると感じるものは何という質問に、83%が家族と答えたそうだ。もしかしてこの世で一等難しい人間関係は「家族」なのかもしれない。
一人暮らしの達人は、他の人とつながることにおいても達人だ。一人でいることは快楽だけでなく不安もよく知っているから・・
それは僕にもよくわかる。
ボクも5年前プチおひとりさまを経験した。以来、妻とも会社とも距離を置いた「もう一人の自分」を作ることを模索している。
「わたしはここにいるよ。あなたは一人じゃないの」辛らつな表現の裏に、作者のこんなメッセージ、優しさも感じた一冊。女性のホンネがきける僕はいい本だと思った(*^_^*)。
*1:正確には部分日食