以心伝心

sakurasaku20052009-02-24

「人生はそもそも素敵なものか、否か」
先日彼女と口論になった。なかなかこんなことで言い合う夫婦はないと思う(-_-;)
彼女は「人生はそもそも素晴らしいもの」といい、僕は「人生はもともと素晴らしいものではない」と言った。
「価値観の違いだわ」結局会話は平行線に終わった
僕がこんな発言をするのは意外と言われたがそうだろうか?そこで少しだけ僕の考え方を書こうと思った。

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僕の中で、すべてのものは「循環」するという考えがある。幸せも不幸も循環し、最後は自分に戻って来る。
いいことも悪いことも一生のうち経験するのは誰しもだいたい同じ量で、そういう意味で人生は公平でバランスとれている。だからあくせく走っても目的地に着くのはさほど変わらない。


たとえばクルマで目的地に向かうとき、考えて考えて抜け道をいくつも使っても、本道に出る出口は交通渋滞・・結果あまり時間は変わらなかったとか。高速道路で何台も抜いたつもりが、ICを出る頃はいつの間にか抜いた車と一緒だったとかいう経験はないだろうか。
僕は人生もこれと一緒だと思っている。
一生懸命悩んだり、無闇にがんばっても、必ずしもいい結果にはならない。どうせならないなら、寄り道をして、楽しんじゃおうよ・・・僕の考え方の根底にはこんな考え方がある。


えっ、それは人生はもともと素晴らしい考えに近くはないかって・・汗
それが全く逆の答えに行きつく。
素晴らしいものと思っていると、思い通りにならないと何とかしようとあせる。そして、挫折したら、あきらめたくなる_| ̄|○。だけど、スラムダンクの安藤先生ではないが「あきらめたらそこで試合終了だ」
人生そもそも素晴らしくないと思っていれば、思い通りいかなくてもめげない。だいたいうまくいく方が幸せ(ラッキー)なのだから(笑)
多くの世の中の人たちが、いま「先が見えない」と悩んでいると聞く。
少し冷たい言い方をすれば、いくら考えたって先は見えない。
どうせ見えないならアクセクするのをやめ、日々のん気に過ごしてもいいんじゃないだろうか。(それにその方が愉しいよ←悪魔のささやき。)ある意味「なるようになれ」という開き直りが大切だということをこの歳になってやっと学んだ。


たとえ人よりく走ったとしても、行き着く先は一緒なのだから・・・(*^_^*)
今日はそんな思いを書いてみた(長々ごめん)