冬至と参拝

sakurasaku20052008-12-21

「今日は冬至だよ。かぼちゃでも食べてきな」
よくいう食堂のおばちゃんがそう声をかけてくれた。
「そうか、今日は冬至か・柚子とかぼちゃを食べる日だな」心の中でそうつぶやいた。
冬至は一年で一番夜が長い日。二十四節気のうち一番死に近い日ともいわれているそうだ。くわばら。くわばら。
久しぶりに母に会った。(写真は長野懸護國神社。)
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母は足が悪く身障手帳を持っている。
本当なら自由にどこにでも行きたい年代なのに、彼女なりに辛い思いをしていると僕は思っている。彼女に座ってできる太極拳の技を伝授した。すなわち肩こり解消と血行をよくする技である(説明は省略するが)
先生から言われた言葉だが、太極拳のいいところは少しだけでも手さえ動けばどこでもだれにでもできることだ。
その母の口から「私は欲張りだからダメなのよ」という言葉を聞いた。
驚いた。今まで自分からそんなこと言ったことをあまり聞いたことがないから。
気づいたときから人は変われる。きっと彼女は足の自由を失った代わりに何かを得たに違いない・・


別れたあと、護國神社に参拝した。
松本市美須々にあるここには、長野県出身者が戦争で殉ぜられた御霊神がまつられている。
日々の感謝と平和の祈りをこめて頭をたれた。気がつくとちょっとセンチなブログになったが書いている本人は全然センチではない・・
うららかな日曜日。今年は雪を見る前にクリスマスを迎えそうだ。