いよいよ試験だ

sakurasaku20052008-01-25

実はちょっとだけ緊張している。
来週月曜日に太極拳の「中伝」の試験があるからだ。
僕のやっている陽名時式太極拳は「初伝」「中伝」「奥伝」「指導員」「准師範」「師範」と段位がある。その中伝は英検でいうと3級ぐらい?
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本来、それほど緊張する必要はないはずが、何を隠そう僕は誰でも取れる「初伝」の試験に落ちた苦い思い出があるhttp://d.hatena.ne.jp/sakurasaku2005/20070131
当時、自分が落ちるわけはないと鷹をくくっていた。なのに、試験の舞台にたったら頭が真っ白になった。で、覚えていた二十四式全部吹っ飛んだ。
ハハハ、仕事のプレゼンでもあんな失敗したことないのに(*^_^*)
多分、奢り高ぶった心を神様に見透かされたかもしれない。師匠の先生は僕以上にショックを受けてくれた(^・^)。
「30年以上教えていて、初めてだよ。初伝で落ちた人・・・(-。-)y-゜゜゜」_| ̄|○
僕はその「初めて」という言葉に反応した。「そうか、僕は類い稀な人なのか」・・物事は何でも取りようである。ちょっとだけ僕は天の邪鬼のところがある(笑)
だけど、いい経験をさせてもらった。


まだ人生をそれほど長く経験したわけじゃないけれど、ピンチのとき、逆境のときこそ、人生の真実が見えてくる。
当時友人から「そんな経験してよく続けられるな、俺なら恥ずかしくて続けられん。おまえ、先生にとってお荷物になってない?」と揶揄されたが、たまたま運が悪かった・・・そう自分を説得した。
ただ、運とチャンスは周到に準備をしたものだけにやってくる。それなりの準備はしてきた。
日ごろの努力なしに運もチャンスも訪れない。イチロー君や松井秀喜君が天才と言われるは、僕が彼らが技術が優れているのではない。人の何十倍の努力を「し続けること」ができることが天才たる所以である。


僕は今までその続けることが苦手だった。自分を変えようと思って4年。
技術的には成長したとは思っていないが、太極拳は相手の力を受け流す護身術でもある。いつでも何かと競争、勝負していた僕が、相手や自分と正面から戦わないこと、受け流すこと、ありのままを受け入れることをちょっと覚えた。
今ならやれる・・・気がする。試験まであと3日。ガンバレ、自分♪(笑)

人生に無駄になることなんてひとつもない
生きるって言うことはいろいろ経験すること
その時は自分にまったく関係のないようなことでも、その経験が大切なときがきっとくる。
フジ子ヘミング