おびんずるさま
飯山で11月史上初の大雪が降った日、僕は南松本にいた。
移動途中、頭の中は船に乗ったときのようにゆらゆら揺れていた。前日ゆっくり休んだのが災いしたのだろうか（汗）
先日、大阪の栗本鐵工所が、高速道路のパイプ型枠の強度のデータを改ざんしていたニュースを見て、僕は不謹慎にも笑ってしまった。記者会見で。横内誠三社長はこういった。
「会社の常識は社会の非常識」」」」」」」（写真はちょっと逆光だがこれが善光寺三門）
そんなバカなと思う人もいるだろう。でも僕は思った。うちにあるぞ。社会の非常識・・
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たとえば僕らの仕事は問題が起こると担当の超★長時間労働によって解決されていく。会社にとっては常識かもしれないが、社会的には非常識・・・だと僕は思う。
先日、兵庫から来た応援団はこう言って去っていった。
「あきまへん。そりゃ、長野さん。人がいくらおっても足りませんわ。それを3人でやられてる・・（汗）ご苦労さんとしかいわれへんわ ＿|￣|○ 」
せっかく来てくれたので善光寺にお連れした。
善光寺とは「遠くとも一度は詣れ」と言われる名刹。「牛に引かれて善光寺参り」で有名な1400年の歴史を持つお寺。長野県では超メジャーのお寺だ。無宗派であることから庶民から親しまれ、年間７００万人の参拝者が訪れる。
その本堂に『びんずる尊者』という坐像がある。
この坐像、病人が自分の患っている部分と同じ部分を撫でるとその病気が治ると言われている。だから地元では「おびんずる様」とか、「なでぼとけ様」とも呼ばれ、親しまれている。
兵庫さんはずっと胸をさすっていた。
あんまりたくさん擦るので「心臓でもお悪いのですか」って聞いたら、まじめな顔で「ハートが強くなりますように」って返された。
アハ、関西人には勝てないなぁ(笑)♪
僕もあるところをさすろうかなって思ったけど、やめといた。変わりに頭を撫でてきた♥頭がよくなりますように・・♪(笑)
