秋彼岸

sakurasaku20052007-09-23

今日は秋分の日。秋彼岸の中日だ。
彼岸とは仏教用語で、煩悩に満ちた現世の世界を此岸(こちらの世界)、悟りを開いた涅槃の世界を死後の極楽浄土ととらえ、彼岸(あちらの世界)というらしい。亡くなったご先祖様たちに感謝の念を抱き、自分を見つめ直す時期。だから「彼岸に墓参り」をするそうだ。
煩悩に満ちた僕は今年は墓参りにいけそうもない。
叔母ちゃん、そしてご先祖様、ごめんなさい。(写真はフォトライブラリー様提供 ヒガンバナの咲く里)
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昨日、木村拓哉君のHEROという映画を見た。随所にコネタが聞いていて面白かった。彼女はイ・ビョンホンにしびれたようだ(*^_^*)
久利生公平という検事。絶対に諦めないオトコも素敵だが、僕はその中で滝田明彦(中井貴一君)の言葉にしびれた(笑)。
この感想はいつか書きたいが、その前にlifeで手がつなぎたく理由を書こうと思っている(笑)


今、ベルンハルト・シュリンク氏の「朗読者」という本を読んでいる。その中にこんなフレーズがある。

部屋(病室)の中では病人が読んでいるお話の世界、さまざまな登場人物の世界が幅をきかせている。熱が知覚を衰えさせ、空想をとがらせるので、病室は新しい、よく知っていながら道の場所となる。ライトの照り返しが壁や天井をなでていくのを身ながら、長い夜を過ごす。
眠ってはいない時間、しかし不眠というわけではない。何かが不足しているのではなく満ちている時間なのだ。憧れや思い出、不安や欲望が迷宮を作り出し、病人はその中で自分を見失い、また発見し、また見失う。

僕にとってそんな気がする♪もう寝よう(*^_^*)