この世で一番の奇跡

sakurasaku20052007-09-05

「痩せたねぇ〜」最近いろんな人からそう言われる。
さすがに今のボクのカラダでこの仕事はきつい。
ちょっと自分を見失いそうになったとき、僕はこの本のあるページを開く。
「あなたはわたしの最大の奇跡です。この世で一番の奇跡です。」
この言葉を唱えると少し勇気が湧く。(写真は第2の故郷。新潟から見た風景)
昨日かけなかったが、今日はkirilynさんのために書こう。オグ・マンティーノの名作。僕の一等好きな作品だ

この世で一番の奇跡 (PHP文庫)

この世で一番の奇跡 (PHP文庫)

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ある吹雪の日、彼は駐車場である老人と出会う。
老人の名は、サイモン・ポッター。
職業はラグピッカー。
夢や希望を失った人間を甦らせることが仕事。
人生に少し疲れた主人公が、その老人と出会って自らの身に起こった奇跡とは…。

聖フランシス像を彷彿させるがっちりした体、濃い眉毛、頬骨の高い浅黒い顔。この老人の言葉は時に痛く胸に染み入る。


僕はその中で「神の覚え書き」という章が一等印象に残っている。
神の覚書といっても決して宗教かかった内容ではない。ちょっと長い文章だが、これを何度も読んでいくと不思議と勇気とエネルギーをもらえる。
その中には「幸福と成功に導く法則」というのが書かれている。

一. 自分の恵みに感謝しなさい
二. 自分のかけがえのなさを主張しなさい
三. 自分の枠を超えなさい


少し、原文を引用すると

感謝の気持ちを持って自分の恵みを数え上げ、誇りをもって自分のかけがえのなさを主張し、自分の枠を超えて進むのです。
新しい人生に入っていくのを恐れてはなりません。
誇りを持ちなさい。
私の手を感じなさい。私の言葉を聞きなさい。
あなたは私を必要としています。私はあなたを必要としています。

この言葉に何かを感じないだろうか?
僕らは段々と歳をとるにつれて、夢や希望と反対の、恐怖、不安、悔恨、あきらめ、こうした感情を芽生えてくる。作者はこうした生き方を生きる屍と呼んだ。
そして最終章の幸福と成功の第4の法則を聞いたとき、きっとあなたも何かを感じるはずだ。
その感じること、あなたが感じたものが・・・・
「この世で一番の奇跡」だと・・・・僕は思う(笑)(^_^)。