強さと弱さ

sakurasaku20052007-08-25

LIFEを見たせいだろうか。それともカスタードさんの摂食障害の記事が僕の魂を揺さぶったせいだろうか。何だか今日は無性に書きたくなった。
ほとんどヒトリゴトのようなものなので、皆さんは聞き流して欲しい。
お盆に郷里で秋田にいる親友に出会ったとき、こんな話を交わした。
「○○君(←彼の本名)僕はね。病気になるってことは、何かを学ばせてくれる機会を貰ったと思っているだ。ある意味選ばれたんだよ。」
「僕は、病気が選ばれるなんて思わないし、思いたくもない。なぜ、愛する人が、自分の最愛の人が病気にならないといけないって思えるんだい?」
(写真の花。こんな花を見るだけで幸せな気分になれる♪)
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あのとき・・・・僕はウソをついた。
本当は、選ばれたなどと僕も思っていない。だけど、そう思わないと、不安で不安でたまらなくなる。気が小さい僕は恐怖が全身を支配してしまう。「だれか助けてくれ〜」過去に何度もそう心の中で呟いた。
だけど僕は知っていた。いくら呼んでも助けはこないことを。その辛さは同じ経験をした人にしかわからない。いくら親友や家族でも同じ気持ちは分かち合えないことを。
病を授かりわかったこと。それは・・・


目に見えるもの全てが新鮮に見えるようなったこと。身の周りのごく普通の風景。公園で遊ぶ子供たち、燦燦と降り注ぐ太陽からの木漏れ日、窓辺から見る草花、、、、生かされていることに感謝できるようになった。
健康と思っていたときは何事に対しても強気で自惚れていたけれど、弱者の立場がわかった。だから出来れば、何事も低姿勢で優しくありたい。


世の中にはいろんなハンディーを抱えた人たちがいる。
実はハンディーや障害って言葉を僕はあまり好きではない(^_-)-☆。
人より出来きないことは誰だってある。それはひとつの個性と呼んでもいいんじゃないだろうか。
たとえば、目が見えない人は、普通の人が聴こえない音を、そして気配を、感じとることが出来る。それは素敵な才能だ♪
そういっても、日本は「違うこと」に冷たい社会だから、本人、そして支える家族も切ない思いをたくさんしているだろう。
彼女も僕がこんなだからきっと辛い思いをしているだろう。医療費がかさめば、お金だってない。だけど僕らは幸せだ。
彼女いつも笑顔でいてくれる。それだけでいい。そのことに僕はとても感謝している。だけど、時に、僕が一緒でいることで彼女を不幸にしているのでは?と自分をさいなむこともある。


カスタードさんの真摯に綴ったブログにこんなメッセージが寄せられいた。
『自分の幸せは大切な人を幸せにする力があります。お体大切にしてくださいネ』
自分の幸せは大切な人を幸せにする力がある・・・・とても素敵な言葉だった。