大人の感情、子供の感情

sakurasaku20052007-08-11

最近ちょっとだけ心理学を勉強している。その中で「大人になって感じる感情の90%は子供の時の感情」という言葉を見つけた。
なるほど、だから僕はいつもまで子供のままなのか・・・_| ̄|○
それはさておき、「常識は18歳までに身につけた偏見の集まり」とも書かれていた。そういわれてみれば「常識」ってなんだろう?
例えば学校の話。(写真は関係ないがエルツおもちゃ博物館。ここは大人の感情と子供の感情の分岐点!?って感じがする。なぜかそのときelsaさんをイメージした(笑))
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「うちの子供が卒業アルバムの真ん中にいないのはなぜだ」とか「校則で持込を禁じている携帯を先生が一時預かりしたら、親が学校にその時間利用できなかった金額を補償しろ」と怒鳴り込んできた例があるらしい。
これらは極めて稀な例だと思うけれど、僕らの世代はもういい親の年頃。同世代がこんなことをしている人もいるかと思うと悲しくなる。
自分の権利ばかり主張する大人が最近増えた気がする。


親が自分の子供を可愛いと思うことは凄く自然で、自分の子には・・・と思うことは、人として素直な感情だと思う。むしろ微笑ましい。
しかし、何事も度を越してはいけない。上の事例は子供に対する想いが強すぎて、自分を客観視できなくなっている。別な言い方をすると、子供に対して執着心が強すぎる気がする。
何かに執着していると、いつか自分のモノでなくなるとか、常に誰かに盗られるとか、不安で頭がいっぱいになってしまう。
そうすると自分を苦しめるだけでなく、相手も傷つける行動に出る。
人間関係に悩んだとき、自分が不安になったときの裏側には受け取ることができなかった想いに対する、この執着心があると僕は思う。
仕事、お金、愛情、友情、地位や名誉・・・・いろんなことに執着心は潜在する。
それを否定しているのではない。僕もその執着心を持っている。ただバランスを保つのが大切だといいたい。
そういうとき、僕は相手の目線に立って、「相手になったつもりで一度考えてみる」。
こうすると、一人では許せなかったことが不思議に許せるようになってくる。なんだ、ああいったのはそういう背景があるからなのか。理由がわかると心がすっきりしてくる。
心理学ではこれを浄化(カタルシス)と呼ぶらしい。僕は勝手に心のデトックスと呼んでいる。
癒しブームで身体のデトックスばかり注目されているが、普通に生活していれば、心にだってほこりはたまる。だから心だってデトックスが必要なのだ。
もし、何かに悩んでこれを読んでいるあなた。
一回執着心を手放してみませんか?きっとラクになれると思うよ(笑)

どんな人生もね。トラブルはあるものよ。でも、心配しちゃうとね。倍になってしまうの。だから心配なんてしないで、ハッピーにいきましょう。
イスラエルのおばあさんの話 五日市剛