異文化とアタックチャンス

sakurasaku20052007-07-16

「言葉を学ぶことで人間はどう変わると思います?」児玉清似のロマンスグレーの先生がマイクを片手に直立不動で問いかける。
「アタックチャ〜ンス♪」
思わず後ろからそう声をかけたくなった(汗)
Kちゃんに誘われて先日、清泉大学の生涯教育を受講した。テーマは「異文化接触と理解の心理学」。最近僕は心理学に興味がある。
まずこの絵(→)を見て欲しい。あなたはこれをなんに見えるだろう。
なんくるないさー♪」さくちゃんの甲信越ブログランキング(笑)


さぁ〜何番?→5、7、9、10と赤に変わった、残りは・・・残念です。(マニアックすぎて
この絵を見て「英語のTHE意外にどう読むんだ」と思った人。あなたは僕の親友だ(笑)
学ぶって楽しい♪そう思える時間だった。この講座のテーマは外国と日本の生活様式を比較して、文化に違いに気づくことの大切さ、違うということは単に異なるというだけを教えたいようだった。
正直お話しすると最初の15分で僕は寝そうになった。
昔から学校形式の椅子に座った途端、僕は眠くなる(汗)さらに先生、気を遣って「夜空のトランペット」なんて流すものだから、完全に「おやすみなさい」状態だった。渾身の力を込めて、重厚な瞼の扉が上下に閉まりそうになるのを必死にこらえ、前を見るとKちゃんが必死にメモを取っていた。
|||||/( ̄ロ ̄;)\||||||| まじ〜〜?
僕は彼女とは十数年来の付き合いだが、あんな真剣な彼女を見たことがない。ある意味講義より新鮮だったw(゚ー゚;)wワオッ!!
かつて国際線の離着陸時にこの曲が流れていたそうだ。気分を和らがせるためにかけた曲だが、米国では兵隊が死んだ時の埋葬する曲ということを知らなかったらしい。このように文化を知らないと相手に失礼あたるという事例であった。


僕が一番収穫と思ったのは「結婚も、子育ても異文化との接触という先生の言葉。
なるほど、先生面白いこという。
異文化理解の鍵は相手の違いを認識することだそうだ(笑)
心理学ではステレオタイプという言葉を良く使うが、普段自分が正しいと思っていることにはまってしまうと逆の見方ができなくなる。一度相手の立場にたって考えることが必要と説いていた。
「人間はね。本来優劣をもって生まれてこない。赤ちゃんや幼い子供にとっては違うことはいいことでも悪いことでもない。だけど段々大人になるにつけ自然優劣をつけるようになってくる。ある意味それは生存競争に勝ち抜くためには違っているものは命にかかわる危険なものという警戒感からくるのです。人間はね。頭の中でわかっていても、行動(感情)をコントロールすることは難しいのです」

僕は誠実そうなこの先生が一編に好きになった(^_^)

追伸

暴風雨など列島に被害を与えた台風4号。被害にあわれた方、謹んでお見舞い申し上げます。