大人心

sakurasaku20052007-06-21

昨日、さくらさんからのコメントを読んだら少し大人心について書きたくなった♪。
僕の中の「大人心」は一人で自立した精神だけでない。
何もかも一人でやらず、相手にも何かしてもらい、その相手に感謝する。
勿論、自分の課題を、きちんと自分でクリアすることがとても大事なことだ。
だけど、相手にも活躍の場を与える。それが「大人心」だと思っている。(写真:長野市街地のビル。昨日は真夏日、暑かった)
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簡単なようで難しい。それは自分ひとりでやった方が効率的で速い場合が多いからだ。
例えば、僕はあまり家事はやらないのだけど(汗)、お風呂と布団、新聞の後片付けなどは自ら進んでやっている。彼女から「ありがとう」という言葉を聞きたいがため。
本当は後片付けにも彼女流のやり方があり、違ったやり方をされると彼女にとってはストレスかもしれないが、彼女はあえて「ありがとう」という。
ここが素敵なところだ。家事でも仕事でも何でも、あまり完璧を求めず、他人との違いを認めてある意味イイガゲン、テキーっがいい。だからだろうか。僕は料理家の奥薗壽子(おくぞのとしこ)さんの本が好きだ。

ズボラ人間の料理術超入門

ズボラ人間の料理術超入門

彼女のナマクラ流ズボラ派料理の考え方は素敵だ。美味しくてヘルシーな料理を素早くテキトーに作っていく(笑)
彼女は「面倒くさいという気持ちに素直になろう」という。
ジャガイモの皮剥き一つとっても、マメな主婦なら剥いてしまうところを、面倒くさいからといって、剥かない方法を編み出した。
名言だなと思ったのは「おいしいとまずい、運命を分ける要素は、ほんの些細なポイント」という言葉。たとえば肉ジャガだったら、煮汁の量を思ったより少なくとかそんなことだけだそうだ。

奥薗壽子の子どものおやつ―簡単・安心!愛情レシピ

奥薗壽子の子どものおやつ―簡単・安心!愛情レシピ

幸せなんて元々大したものじゃない。日々の生活の中で「嬉しいこと」「楽しいこと」に自分で気づくことだ。
料理も人生も成功と失敗をわける要素はほんの些細な要素だと思う。それを本人が「気づく」か「気づかないか」・・・・ほんの些細なことを知っているか、知らないかでで大きな差が出てくる。それをロバート・キヨヒサさんはこういった。

あなたの最大の財産は「知っている」こと、反対に最大のリスクは「知らない」

今度はあなたの大人心も聞かせてほしい(笑)

彼女のズボラ7箇条

面白いから載せてみた。
1.面倒くさいと思う気持ちに素直になること。
2.手を抜くことで、おいしくなること。
3.使う道具は限りなく一つであること。
4.その日のうちにすべてを使い切ること。
5.限りなくヘルシーであること。
6.料理の既成概念を捨てること。
7.実験精神旺盛で、遊び心があること。