ぼくはぼくでいい
大切な友人にプレゼントした本。猫の写真集である。だけど、猫の目を通して人間が描かれている。
あなたはあなただからすてきなのです。ほかのだれでもないあなただから。
自分であることにちょっと自信を失っているあなたに小さな猫の物語を贈ります。小さな、小さな、猫の物語。
物語はこんなステキな言葉から始まる。
- 作者: 落合恵子,秋元良平
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/08/04
- メディア: 単行本
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盲導犬クイールを撮った秋元良平さんの写真に、セイ!ヤングのパーソナリティだった落合恵子さんが文をつけてくれた。
十二年と十ヶ月、暮らしをともにしてきた愛犬を亡くし、埋めようもない空洞を心に診ていたとき、この本の元となった幾葉の写真に出会ったそうだ。彼女の想いが、猫の言葉になって現れ、本当にネコちゃんが喋っているような感じ。読んでいて心和む作品である。
速くいくこと、たくさん持つこと それだけが全てではない
小さくたって、ぼくはぼく。ぼくはぼくでいいのだ。
こんな言葉に思わず、僕は一歩前に進む勇気を貰えた。
追伸 届くかな??
実は、この本はあることがあったときブルーアトラスさんに贈ろうと思った本だ。そのとき必死に探したが、見つからなかった。彼女にはご縁がなかったのだと思う。
先月ひょんなところから出てきた。僕にはそれは友人のために出てきた気がした。
ブルーアトラスさん、バラのCDのお礼、一年近く何もしないでごめんなさい。いつの日かまた考えます。