みどりの日と鹿が教えた温泉

sakurasaku20052007-05-04

還暦とは十干十二支に60通りの組み合わせがあり、60年で生まれた年の干支に戻ることを意味すると聞いた。
家族は、一度、赤子に戻り、もっと長生きしてほしいと願うという。
昨日、父の誕生日だった。
とうの昔に還暦を過ぎた父が手術後、元気になったことは何よりも嬉しい出来事だ。
偶然、キャンセル待ちで宿が見つかり、鹿教湯(かけゆ)温泉に行けた。やはり私はツイている(笑)
鹿が教えた湯♪
まあ、いいではありませんか♪甲信越ブログランキング
三才山トンネルの麓、昔、丸子の里にいた信仰心の厚い一人の猟師さんが手負いの鹿を追って見つけたという言い伝えがある温泉で、鹿は文殊菩薩の化身だったと言われている。
単純泉だが、とてもいい温泉だ。
ちょっとひなびた感じがまた情緒があっていい。
川の方に坂道を下っていくと、文殊の湯という温泉があり、向かいに五台橋がある。そこで野外コンサートをやっていた。
高橋君という若い子がLET IT BEを熱唱していた。彼はいい笑顔をしている。
そういえば父もいい笑顔をする。とっくに定年という歳なのに、再雇用でまだ仕事をしている。雇ってくれる社長に感謝。母はいつもそういっている。母は足が悪いので、経ち座りにいつも難儀をしている。
彼女はアルツハイマーの疑いがあるといことで、来週MRIの検査をする。
家族でこうして団欒できるのも後何年できるだろう。
みどりの日、二人の無事を祈って、青い空を見上げた。