太陽の季節

東京都知事石原慎太郎さんが当選した。
圧勝だった。彼にとってはいまが太陽の季節なのだろうか。
対抗馬の浅野史郎さんは意外に票が伸びなかった。都民にとっては浅野さんの主張はわかりにくかったのかもしれない。
正直、石原慎太郎さんをそれほど好きなわけではない(汗)彼の笑顔は素敵だが、主張がちょっと傲慢な気がする(汗)
懐かしさも手伝って「太陽の季節」を読んだ。

太陽の季節 (新潮文庫)

太陽の季節 (新潮文庫)

まあ、いいではありませんか♪甲信越ブログランキング

この作品は彼が一橋大学生だった時に芥川賞を受賞した作品。弟石原裕次郎さんを兄の視点からみて描いた作品だ。
ちょっと恥ずかしさと若者の青い情熱が入り混じった香りがする。確かに印象に残る。
実はこの作品をあまり好きではない(汗)。理由は妊娠や小さい尊い命を浅薄に扱われている気がするからだ。若者の純粋さと肉体の本能の交錯を表現しようという意図がわかるが、ちょっと好きにはなれない。
女性を「いくら叩いても壊れないおもちゃ」と表現した文章もあまり好かない。
でも、主人公、竜哉と英子の由比ケ浜をヨットの下で接吻しながら泳ぎ廻る光景はとても印象的。今読んでも新鮮な輝きを放ってくれる。
「あなたはなぜもっと素直に愛することができないの」
当時慶応ボーイでやんちゃだった弟、裕次郎さんも竜哉のような性格を持っていたのだろうか。
あなたの太陽の季節はいつ?・・・・(笑)。

どうでもいいことですが・・・

昨日、笑っていいとも春の祭典を見た。菅野美穂さんのDJOZAMAの物まねにはやられた。笑いが仕事の辛さを全部ふっとばしてくれた。一生懸命1曲丸ごと、彼の物まねをしている彼女を見たら、おかしさを通り越え素晴らしいと思った。まずい。ファンになりそうだ。