心の鎧

sakurasaku20052007-04-06

午前1時8分。残業でこんな時間になってしまった。
疲れて帰ってくるとふと感傷的になることもある。私は繊細だから。
松岡利勝農林水産大臣の事務所の水道光熱費の言い訳、柳澤伯夫厚生労働大臣の女性の産む○○の発言、政治家の不誠実なこんな言葉を聞くと、スティーブン・R・コヴィー氏の『7つの習慣』にある言葉を思い出す。(写真は母の作品、ストーンアート)
まあ、いいではありませんか♪さくちゃんの人気ブログランキング
「行動で作った問題は言葉でごまかすことは出来ない。」
間違いを犯すことは問題であるが、それを認めない方がもっと大きな問題である。
人は「間違い」を許してくれる。なぜなら判断を誤ったために発生するものだからである。
しかし、間違いを認めずそれを正当化しようとする。それに対しては、許してくれない。
なぜなら間違いを隠そうとする傲慢さは、心のあり方の問題だから。


私もかつて、その傲慢さを持っていた。
権力というものは怖い。
店舗開発の仕事をしていたとき、プロジェクトのリーダーをしていたとき、心の鎧をまとい、あるべき自分を演じていた。

人間、無理して背伸びしない方がいい。
仕事を無くすと同時に心の鎧を脱ぎすぎたら、人生ラクになった。楽しくなった。新しいところではスチャラか社員になった(汗)←これはいけない?
失うものがあると得るものがある。
誰しも弱い心を持っている。
だから、自分が傷つかないように、自分を守るために、みんな頑丈な心の鎧をまといたがる。時にそれが必要な場面もあるだろう。
だけどその鎧は、憎悪、嫉妬、怒り、悔恨、いろんな負の感情も生みだす。そういうとき、もう一度冷静になって自分に問いかけてみよう。
それは誰のためになっている?


「いいか、あすか、相手を信じること、許すことは自分を大事にすることでもあるんだぞ」前述の「ハッピーバースデイ」のおじいちゃんの言葉。
私は父に似て人に相談するのが苦手だ。だけどこのブログではありのままを書いている。心の鎧をまとっていた私だから伝えたい。
悩んだとき、辛いときは相手のことなど気にせず相談しよう。それが友達だ。