しあわせなじかん 第2章

倒れそうになくらい苦しいとき
理由(わけ)もなく涙がたくさん溢れたとき
自分が一人ぼっちに思えてとても不安なとき


「誰かこの苦しみから助けて」
「ボクはここのいるよ。忘れないで」
ボクはこう叫んでいた


だけど、叫んで叫んでも、その想いは届かない
暗闇の中で身体が壊れる音を聴き、そしてボクは心を失った
そんなとき、家族が、そして友が光をくれた
「あなたはきっと大丈夫。きっとよくなる。」


時間は雲のように流れていく。
悲しみも苦しみもずっとは続かない。
いつかは流れて雲になる。
大空を駆け巡り、青空に広がる雲になる


今ならボクも言える。
「あなたもきっと大丈夫。」
「一緒にがんばろう。大丈夫だから。」
あなたは一人なんかじゃない
あなたにはあなたにしか出来ないことがある。
だからそんなに自分を責めないで
自分の時間は自分の幸せや喜びのために使って良いのだから


相手を許して、そして与えよう
そうすれば、幸せはぐるぐる回って、大きな花を咲かせてくれる
幸せな時間が流れる
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