桜の日

sakurasaku20052007-03-27

桜便りが届いている。
Doblog◆筆の向くまま〜で素敵な桜を見た。桜の花を見ると昔を思い出す。
若い頃は刹那に散りゆく桜のように、その時だけ光り輝けばいいと思っていた。
人よりもっと速く、もっと高く。常に勝つことだけを考えていた。
おかげで100人もの人を動かす仕事も出来た。無理を承知で何晩も徹夜した。
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ソメイヨシノの寿命は短い。
開花とともに一斉に咲き、たちまち散っていく。私もあっという間に胃散った(笑)。祇園精舎の鐘の音♪盛者必衰の理、ただ春の夜の夢の如し(笑)
でも思う。桜の本当の魅力は、花が散った後にあると。そして、失ってはじめて得るものがあることも。
花が散ることが終わりではない。そこが始まり。新緑の季節には、たくさんの葉をつけ。その葉が木を支える。秋には色づいた葉が、やがて大地に戻り、新たな命の源になる。
桜は春しか目立たないけれど、すべてがともに生かしあっている。
そんな桜が今でも好きだ(笑)
昔は桜の咲く時期で田植えの時期を知り、散り行くさまを見て、コメの不出来を占ったという。花見の由来は、お酒やお供え物をして、その年の豊作を祈るからと聞いた。
今日はさくらの日。3×9=27でさくらだという(汗)。日本さくらの会が制定したそうだ。七十二侯のひとつ「桜始開」でもある。
そんな桜の日、あなたはサクラに何を祈りますか(笑)
最後に私の好きな相田みつをさんの詩をひとつ紹介したい。

うばいあえば足らぬ
わけあえばあまる
うばいあえば憎しみ
わけあえば安らぎ