みちくさ

「いくら頑張っても会社で苦労が報われる日などやってこない。」
「上司を食わせるために苦労するのはまっぴら」

サラリーマンは意外にこう思っている人が多いそうだ。
サラリーマンにとって仕事は上司といっても過言ではない。上司によって、仕事の出来はよくも悪くもなる。本来はこれではいけないが、ある意味現実である。
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裏を返すとその上司に合わせた仕事の進め方が必要ということだ。
かつて部下がいた時代、私は決して弱音は吐かなかった。正しいことをしていれば必ず報われると思っていた。弱音を吐くことはそんな自分を否定しているようで嫌だった。
ある意味、まっすぐ前だけ見て進んでいた。とても危険な生き方だ。
まあ、今でも十分危険だが(汗)、今は弱い自分も情けない自分も認めている。

>みんな弱い心を持っている。
それぞれ苦しい事もあるだろうけど、それは試練ではなく喜びだよ!よくぞ私に与えてくださいました!私だから越えられるのですね('◇')ゞ ラジャ!って感じ。
同じ出来事でもとらえ方一つで形も色も暖かさも冷たさも違う。

宮沢賢治のかぷかぷハッピーカレンダーのカスタードさんの言葉。彼女は再び入院する前日のコメント。本当に辛い思いをした人だけにわかるとても奥の深い言葉だと思う。
私は試練を喜びと感じるほどまだ人間が出来ていない(汗)。
だが、同じ出来事でもとらえかたによって形や色や暖かさが違うという感覚はわかる。こころはとても不思議なものだ。ころころと変わる。だから後ろ向きなったり、前向きになったりもする(笑)。


あなたは子供の頃、道草って楽しいと思ったことはないだろうか。
何の目的もなく、ただぶらぶらする時間・・・私は楽しかった。
人生もこれと一緒だと思う。
ときに迷ったり、悩んだり、回り道することもあるけど、それが後になったら、あの頃は辛かったけど、楽しかったといえるようになる。ときにスローな生き方に見えても、この道草が自分の人生を楽しくする。
小説を書き出して思ったことがある。頭の中で描く世界より自分の人生の方がよっぽど波乱万丈で楽しいのではないか・・(汗)まあ、それは書く才能がないからだが、多分一人一人の歩いてきた道の方がどんなドラマや小説より面白い。

まわり道でも、迷ってもいい。そこにだけ咲く花を見つけるから
旅立ちはそういつも孤独さ 雨なら打たれて風に吹かれて、さあ、いこう♪

今日は最後にw-inds「long road」という歌を紹介したい。